作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMの音楽番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00〜19:55)。10月30日(日)の放送は「村上RADIO〜マイ・フェイバリットソングズ&村上さんに聞いてみよう〜」と題して、リスナーから寄せられた質問に村上さんが応えながら、村上さんが自宅の棚から厳選した素敵な音楽をオンエア。

村上DJがランニング中によく聴いている曲や、以前一緒に食事をしたことがあるというパティ・スミスの曲、マーヴィン・ゲイとタミー・テレルのデュオなど、村上DJのフェイバリット・ソングスの数々を紹介しました。

また、贔屓のヤクルト・スワローズのセ・リーグ優勝へのコメントや、リスナーから寄せられた質問にユーモラスに、ときにズバリ回答していきました。

この記事では、その一部の内容をお届けします。



◆Patti Smith Group「Rock N Roll Nigger」
次はパティ・スミスが「Rock N Roll Nigger」を歌います。しかし、すごいタイトルですね。
僕は一度パティ・スミスさんとベルリンで食事を一緒にしたことがあります。そのときに1時間くらい話をしていたんですが、この「Rock N Roll Nigger」の話になりまして、「あれ、タイトルとか内容とか、問題にならなかったんですか?」と質問してみました。「もちろんなったよ」と彼女は言いました。「たくさんの放送局で放送禁止になったしね。でもそんなことぜんぜん気にしないでがんがんやってた」
さすがパンクの女王、パティ・スミス、かっこいいですね。でもあるとき、クラブでこの「Rock N Roll Nigger」を歌っていたら、いちばん前の席に黒人のおっさんが座っていて、ものすごく難しい顔をして彼女のことをじっと睨んでいたんだそうです。それで「誰だろう」と思ってよく見たら、それはかのジェームズ・ブラウンだったんだそうです。
「あのときはそりゃびびったね」ということでした。さすがのパティ・スミスもやはりびびっちゃうんだ。
そうですよね、なにしろジェームズ・ブラウンだもの。スミスさんの話はすごく面白くて、紹介したいエピソードがいっぱいあるんだけど、とにかく聴いてください。「Rock N Roll Nigger」。

◆Loggins&Messina「House at Pooh Corner」
ロギンス&メッシーナが「プー横丁の家」を歌います。この曲はケニー・ロギンスが作曲して、ニッティー・グリッティー・ダート・バンドがヒットさせたんですが、あとになってロギンスは「ロギンス&メッシーナ」というデュオ・グループを結成して、セルフカバーしています。

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聴取期限:2022年11月7日(月)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:村上RADIO 〜マイ・フェイバリットソングズ&村上さんに聞いてみよう〜
放送日時:10月30日(日)19:00〜19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/