吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。1月23日(土)の放送では、「カエルデザイン」クリエイティブディレクターの高柳豊さんに、廃棄される花を加工してつくるアクセサリーについてお話を伺いました。


廃棄される花からつくられたアクセサリー



コロナ禍で行き場を失ったもの……その1つが「花」。

イベントや行事などの中止が相次ぐなか、花の需要が減り、きれいなのに廃棄されてしまうという状況が続いています。

そんな花を有効活用しようと、廃棄される花を加工し、アクセサリー作りのデザインを手がけているのが、クリエイティブユニットの「カエルデザイン」。


廃棄される花を有効活用



まず、1枚1枚花びらをはがしてドライフラワーにしてから、樹脂コーティングを施して、イヤリングやネックレスなどに生まれ変わらせます。

この作業をおこなっているのが、石川県金沢市にあるリハビリ型の就労スペース「リハス」に通うメンバーです。


「リハス」のみなさん



「クリエイティブな力で、もっと世の中に貢献できることがあるんじゃないかと思っていた」と高柳さん。

デザインはできても、それを実際につくる人がいないとモノづくりは成り立ちません。

誰につくってもらいたいかを考えていたとき、縁あって障がい者の就労支援の施設と出会い、「その仲間たちと一緒にアクセサリーをつくりたいと思った」と高柳さんは話します。

「リハス」の合言葉は、“障がいがあっても稼ぐ”。

この理念に共感し、「一緒にアクセサリーをつくろう!」と呼びかけた高柳さん。さらに、こんな思いも語ってくれました。

「障がいを持つと、なかなか生きにくい世の中で、稼いでいくのは本当に難しい課題です。内職的なことをやっても、最初から最後までなにかを完成させることが少ないと思うんです。僕たちは最初から最後まで、障がいを抱えた方につくり上げていただいています。そのよろこびってうまく言えないんですが、つくることと心のよろこびが一体になっている気がするんです。それがすごくいいなと思っています」


「カエルデザイン」×「リハス」一体のモノづくり



「カエルデザイン」の挑戦は、環境にやさしいサステナブルな取り組み。

廃棄された花のほかにも、海洋プラスチックによるアクセサリーもデザインし、「リハス」でつくっています。

社会にも地球にもやさしく、そして、収益にもつながる。この循環こそが大切なんですね。

<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55〜14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/miraizukan/