お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。

12月25日(土)放送のお客様は、プロレスラー・蝶野正洋さん。ここでは、毎年、大晦日に放送されていた「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)「笑ってはいけない」シリーズの“蝶野ビンタ”について語りました。

蝶野正洋さん



アメリカ合衆国シアトル出身の蝶野さんは。1984年に新日本プロレスへ入門後、アントニオ猪木さんの付き人を経て海外遠征を経験。1989年に帰国しました。1994年にヒールに転身してからは、さまざまなタイトルを獲得。2002年には新日本プロレス取締役に就任しました。2017年のプロレス休業後は、ファッションブランド運営、社会貢献、救急救命(AED)啓発など、さまざまな分野で活動しています。

TOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」12月25日(土)放送ゲスト:蝶野正洋さん



◆「笑ってはいけない」シリーズ恒例“蝶野のビンタ”秘話

ーー蝶野さんといえば、毎年、年末に放送される「ダウンタウンのガキの使いあらへんで!」(日本テレビ系)「笑ってはいけない」シリーズの“蝶野ビンタ”を思い出す人も多いと思います。

川島:一時のアントニオ猪木さんのときのように、街を歩いていると若者から「ビンタしてくださいよ」って言われません?

蝶野:それはありましたね。そう簡単には声をかけてこないですけど、イベントでは多いですよね。

川島:(営業先の)企業さんから「景気づけに一発ビンタしてください!」みたいな?

蝶野:そうです。

川島:悲しいことに、今年は年末特番「笑ってはいけないシリーズ」(日本テレビ系)がお休みということで。我々芸人にとっての“除夜の鐘”と言いますか、あのビンタがないんですよね。

蝶野:芸人さんたちが総出で笑いをつくる場に、自分がいるってこと自体がまだよく理解できていないんですけども(笑)。ただ、すごい世界だなっていうのは伝わりました。

自分は今、左足の調子が悪いので杖をついて歩いている状態で、去年も杖をついての出演だったんですよ。それで、ビンタをするときに軸がぶれてしまって。

川島:踏ん張れなかったと。

蝶野:ビンタが(月亭方正さんの)こめかみに入っちゃいました。毎年、ビンタは(鼓膜を守るために)首元にしていたんですよ。今年番組が中止になったのは、それが理由なのかなぁって思っちゃいましたよ。

川島:方正さんのほうからギブアップが入ったんじゃないか? と考えたんですね(笑)。BPO(放送倫理)があるなか、あのビンタがこれからどうなるのかっていうのは、お笑いファンとしても芸人としても心配している部分ではありましたけども。最初にビンタしたときのことは覚えていますか?

蝶野:覚えています。そもそも、最初は番組出演を断っていたんですよ。

川島:データによりますと、2007年末の「絶対に笑ってはいけない病院24時」以降、14年連続ビンタをされていたんですね。オファーとしては「ビンタをしてください」って内容だったんですか?

蝶野:そうです。そのときは「出るのはいいです。だけど、ビンタと言えばアントニオ猪木さんってイメージがあるからやらない」と伝えました。

川島:ほう。

蝶野:そのときは(番組スタッフから)「ビンタの件は持ち帰ります」と言われて、結局そのまま本番当日を迎えることになったんです。「ビンタはやらないって話は、いつできるんですか?」って(スタッフに)聞いたのですが、若い担当の人しかいなくて、そのまま本番が始まってしまったんです。

川島:ええっ!?

蝶野:自分が出る前に江頭2:50くんがネタをやっていたんですけど、まったく笑いが取れていなかったんですよ。「こいつ、スベってんなあ」って思って。

川島:まさしく、「笑ってはいけない」空間になっていたんですね(笑)。

蝶野:それで「よし、俺が笑いを取ってやるか」って思ったんです。だけど、「ビンタはやらない」って交渉ができないままステージに上がってしまう形になってしまって……。

川島:じゃあ、何をすればいいのかわからない状態だったんですね?

蝶野:はい。で、結局ビンタをするしかないなって思ったんですよ。スタッフたちは現場から離れているわけですし。

川島:周りが説明できないなか、なんとか笑いも取らないといけないと。

蝶野:そうなんですよ。1年目の収録が終わったときに、「もうビンタは絶対やらないよ」って言いました。でも、それ以降も毎回ビンタを頼まれたんですよ。その都度断っていましたけど、なんだかんだで毎年ビンタをやりましたね。

川島:風物詩になってしまったんですね(笑)。でも、蝶野さんもたびたびおっしゃっていますけども、怖いでしょう? レスラーにするビンタと素人にするビンタって、感覚が全然違うわけですから。

蝶野:1回目のとき、方正くんが出てくる前に、エキストラの方にビンタしたんですね。そこで始めて素人の方を叩いたんですけども、やっぱり相手はグラっとされたんですよね。レスラー同士のビンタって、鼓膜がやぶれないように頬じゃなくて首にやるんですよ。そういう感じのビンタをやったんですけども、相手は横からの衝撃を受けたものだから体がグニャっと揺れたんですよね。レスラーだったらそういう反応がないけど、やっぱり一般の方だったので。

川島:初めての経験だったと。

蝶野:「これはヤバいな」と感じました。普段の半分ぐらいの力で手加減はしていたんですけども、相手の体がわからないので。

川島:そうですよね。横から衝撃を受けることなんて、生きていてないですし。でも、そこから方正さんにビンタをして、14年ビンタが続くことになってしまうわけですよ。

蝶野:本当に災難ですよね(笑)。

川島:災難というか(笑)。あれがないと1年が締まらないという感じにはなってしまいましたよね。

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次回1月1日(土)のお客様は、お笑い芸人・ハリウッドザコシショウさんです。

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<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜
放送日時:毎週土曜 17:00〜17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/