シンガーソングライターで俳優の福山雅治がパーソナリティーを務めるTOKYO FMの番組「福のラジオ」。6月26日(土)放送回では、「もしかしてだけど」のコーナーにいただいたメールをきっかけに、大いに話が盛り上がりました。


福山雅治



まるちゃんさん(埼玉県・29歳・女性)は、上司の一言がきっかけで“もしかしてだけど……”と思ったことがあり、メールを送ってくれました。

自分は謙虚な性格だと思っていたまるちゃんさん。この春から、会社ではリーダー的立ち位置で仕事を任せてもらえるようになり、やりがいも感じています。ある日、「こんな私がリーダーで、みんなも不安じゃないですかね?」とこぼしたところ、上司が一言「マルちゃんってさ、自己評価が低いよね」。

「今まで自分は謙虚だと思っていたのに、もしかしてだけどそれは、自己肯定感の低さゆえの自信のなさだったのかもしれないと初めて気づいたのです」

“それはね向上心のほうが 自己肯定を上回ってるから”という、福山の楽曲「ボーッ」の歌詞が頭をよぎり、「“何事も捉え方次第なんだな”と前向きにはなれた」というまるちゃんさん、自己肯定感低めキャラをなんとか克服したいということです。

このメールに対して、「僕もそんなに自信はないですよ」とすかさず答えた福山。続けて、「僕が一番自信あるのは……ラジオですかね(笑)。なぜなら、デビューしてから30年以上、一度も休まず毎週喋らせていただいていますから。もはや1万時間の法則ですよ。やはり、場数を踏むことで得られる経験と、あとはリスナーのあなたが“きっと今日も聴いてくれている”という確信です。それが自信に繋がっています」

と、ここで放送作家・今浪祐介さんが「ギターはどうなんですか?」と話を向けると、「演奏が僕よりうまい人はいっぱいいます。ただ、“自分だけの音だな”“自分だけのプレイだな”“自分が生み出したフレーズだな”といった、いわゆる“僕の音”というのはあります。

それは歌唱でもそうだし、歌詞やサウンドアレンジ、メロディーでもそう。自分だけのオリジナリティーを生み出している、っていうのは自信になっています。だけどそれが圧倒的な自信と言えるかというと……僕の考える、歌における自信というのは、僕のことを全然知らない海外の方が、僕の演奏や日本語の歌詞で歌った“僕の音”を聴いたときでも“感動させられる音楽”かどうか、ということなんですよ。だからそういう音楽を創らなきゃ、と日夜考えています」。

そして、歌詞の大切さを理解しながらも、究極は歌詞を超えたところで心を掴むメロディーを生み出さなければいけない、と福山は言います。「僕のソングライティングはいつもメロディ先行型で、仮歌は“ラララ”だけなんですよ。歌詞がない状態で、いいメロディだと思えるものじゃないとその楽曲は弱い、という自分なりのルールがあります」

まるちゃんさんに対しては、自信の正体をこんなふうに言語化して背中を押してくれました。

「どれだけ武装しても、その武装の向こうにある自分の根本は変わらないんですよね。だから、すべてにおいて自信を持つことは誰だって難しいと思います。でも、“ここまでやったから”“人の10倍時間をかけたんだから”っていう自信の持ち方はできる。積み上げてきたもののおかげで“80点以上は出せるぞ!”という確信。それを自信と言うのだと思います」

では、次回の放送は7月3日(土)です。お楽しみに!

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聴取期限:2021年7月4日(日)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:福山雅治 福のラジオ
放送日時:毎週土曜14:00〜14:55
パーソナリティ:福山雅治
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/fukunoradio/