TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。7月28日(水)のお客様は、チュートリアル・福田充徳さんと「dancyu」編集長・植野広生さん。ここでは、“今まで食べたなかで一番おいしかったもの”について語り合いました。

▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!


(左から)植野広生さん、福田充徳さん


◆“味”と“味わい”の違い
福田:これまでにもたくさん聞かれていると思いますが、植野さんが今まで食べたなかで、何が一番おいしかったですか?

植野:1つには絞れないですけど……徳井さんがやっていらっしゃった番組では、マグロ漁船で食べた「カツ丼弁当」って答えました。取材で大間に行ったら、いきなりマグロの一本釣りの船に乗せてもらったんですけど、朝が早くて何も食べていなかったんですよ。

それで、(船の上で)寒いし、腹は減るしでブルブル震えていたら、漁師さんが「食うか?」と言って、でかいタッパーに入った、奥さんが作ったカツ丼弁当を渡してくださって。

完全に冷えているんですけど、それまで、なかなか口をきいてくれなかった漁師さんが「食うか?」って言って、(お弁当を)渡してくれたのがすごく嬉しくて。

福田:大間まで行って、船の上でさばいた釣りたてのマグロがうまかったとか。そういうのじゃないんですね(笑)。

植野:違うんですよ(笑)。

福田:カツ丼弁当。

植野:しかも冷めたやつ(笑)。

福田:これまで、うまいカツ丼を散々食べているのに(笑)。

植野:だから結局“おいしい”とか“まずい”って、(食べる)環境とかで印象が大きく変わるんじゃないかなって。

福田:確かに。それで言うと、僕が“これめっちゃうまいな!”と思ったのが、昔“カナダでオーロラを見に行く”っていうロケがあったんですよ。それで、日が暮れたぐらいから、森のなかの氷点下40度くらいのところで、焚き火をしながらオーロラが出るのを待っていたんです。

そうしたら、地元のガイドの人が「何か食べるか?」って言ってくれて。「これ、俺が仕留めたバッファローの肉。さばいた時点で急速冷凍されているから、あとは焼くだけやから食べてみろ」って持ってきてくれたので食べたんですけど、その“焼いただけの肉”がめちゃくちゃうまかったんですよ!

植野:なるほどー。

福田:だから多分、(“おいしい食べ物”っていうと)シチュエーション込みになってくるんでしょうね。星がいっぱい見えるカナダで、めっちゃ寒いなかオーロラを待っていたところに、初めて出会った外国人が持ってきたバッファローの肉を食べている、っていうのがめちゃくちゃおいしく感じたんでしょうね。

植野:映画のワンシーンみたいでかっこいいですね。

福田:その後、実際にオーロラを見て“ウワー!”みたいな。

植野:すごい!

福田:そういうシチュエーションも込みで“おいしい”って感じたんでしょうね。

植野:“味”と“味わい”の違いって、まさにそこだと思うんですよね。“味”だけだと、単に“甘い”とか“辛い”とかになるけど、そこに至るまでのストーリーであったり、一緒にいた人が加わると、それすべてが“味わい”になるんだと思います。

----------------------------------------------------
▶▶福田充徳、M-1優勝直後はコンビ仲が悪かった!? 続きは「AuDee(オーディー)」で!

スマホアプリ「AuDee(オーディー)」では、スペシャル音声も配信中!
★ダウンロードはこちら→https://audee.jp/about
----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00〜26:00
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/speakeasy/