ラジオの中の学校・TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」、6月24日(木)は『自分の容姿について』をテーマに放送。自身の外見に気になるところがある10代のリスナーの声を取り上げていきました。後編の記事では、パーソナリティのさかた校長、こもり教頭と、しゃくれていることがコンプレックスだという高1の女性リスナーとの電話でのやり取りを紹介します。
●前編はこちら



さかた校長:今夜の授業テーマは『自分の容姿について』。君は自分の顔だったり、外見は好きだろうか。今日は自分の容姿についての話を聞かせてほしい。


――リスナーから届いた書き込み
私はしゃくれているんですけど、このことについて小さな声で「しゃくれてるよね」とか「横顔が変だよね」みたいなことを言われると、どうしてもマスクを外すのが怖くなってしまいます……。

――このリスナーと電話対談

さかた校長:自分の容姿が気になり始めたきっかけは何だったの?

リスナー:中学2年生のときにそのことを言われて……最初は言われていることがよくわからなかったんですけど、家に帰って調べてみて「みんなと違うんだな」と思ったのがはじまりです。

さかた校長:それはどういうふうに言われたの?

リスナー:ふとした会話のときに「あれ、しゃくれてない?」って普通に言われて、なんだろう? と思ったのがきっかけです。

さかた校長:それから、意識するようになったの?

リスナー:みんなはしゃくれていないので、みんなと違う私は変じゃないのかな? と思い始めました。

さかた校長:そうか……高校生になってからはどうなの?

リスナー:いまでも隣の列の男子に小さな声でコソっと言われたり、同じ部活の女の子に言われたりしています。

さかた校長:そういう子たちと、普通にコミュニケーションはとれるの?

リスナー:しゃくれていると思われているのかなと思うと、普通にはできなくて。変な感じにはなっていると思います。

こもり教頭:距離を置いて話しているな、と自分でも思うの?

リスナー:他の友達になら本音を言ったりできるんですけど、その子には言えなくて愛想笑いをしていると思います。

さかた校長:うん……いまって、学校でも街に出るときもマスクをするじゃん。それはどう思うの?

リスナー:しゃくれているのがマスクをするとあまりバレないので、すごく安心できます。

こもり教頭:でもごはんのときとか、どうしても外さないといけないタイミングがあるじゃん。そういうときは気になったりするのかな?



リスナー:来週から水泳が始まるので、ずっと外さなくちゃいけないのがつらいです。たくさんの人に見られてしまうので、もっと影で言われたら本当につらいです。

こもり教頭:うん……影で言うのって教頭は好きじゃないな。そういう人たちに「こら」って思うけど。

リスナー:(笑)。

さかた校長:そんな傷つくことを言う子は、友達でもないと思うけどな……。

リスナー:でもその子は、1人でいると話しかけてくれたりもするので……。

さかた校長:好きな部分もあるから、モヤモヤするの?

リスナー:どうすればいいかわからなくて、うやむやな感じです。

さかた校長:言われるのが嫌だってことは伝えているの?

リスナー:全然できてないです。自分がこういう顔だから仕方ないのかな、と思っちゃっています。

さかた校長:うん……本当はどういうふうに友達と接したいの?

リスナー:容姿に変なところがあっても、気にしないで普通に話してくれるとうれしいです。

こもり教頭:そうだよな。

さかた校長:うん。(他のリスナーからの)書き込みで……笑うと歯茎が見えることで悪口を言われたけど、友達から「笑顔が好きだよ」と言われて怖がる必要がなくなって、自分らしく生活ができるようになった、と書き込んでくれたのよ。

リスナー:はい。

さかた校長:コンプレックスにとらわれてしまうのはわかるんだけど、それで自分のいいところを全部覆ってしまうのはすげぇもったいないんだよな。

リスナー:はい……。

さかた校長:どんな小さいことでもいいけど、自分のいいところとか好きなところはある? たとえば、今日「おはよう!」って家族に言えたとか。

リスナー:う〜ん……マンションの人に会ったら、毎回あいさつをするようにしています。

こもり教頭:うん!

さかた校長:それはすごいことだよ。

リスナー:ホントですか?(笑)。

さかた校長:俺も人見知りすぎて、テンパって会釈ぐらいになっちゃうし。それはめちゃくちゃ素敵なところだよ! そういうことが、きっといっぱいあると思うんだよね。

リスナー:はい。

さかた校長:そういういいところまで、コンプレックスで覆う必要はまったくなくて。そんな悪口よりも、マンションでのあいさつとか笑顔とか、そういう素敵な面を知ってくれている近隣の人たちのほうを向いてほしいな。そうしたら、君のことを大切だと思ってくれている人たちが見えてくるよ。

リスナー:はい。

さかた校長:自分の嫌いなところを、“とらわれるな!”、“全肯定しろ!”というのはすごく難しいけど、細かいいいところに目を向けたら、それを知ってくれている人たちがいるからね。俺はそういう人たちを大事にしてほしいな、と思う。

リスナー:はい!

――電話を切ったあと……

【リスナーの書き込みを紹介:何が良くて何がダメかなんて、考えることは一人ひとり違うと思う。だから自分の考えだけで自己否定するのではなく、自分の良さをどんどんアピールしていけばいいと思う】(15歳男性)

さかた校長:うん。自分の良さは、探せばもっとみつかるからね。

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聴取期限 2021年7月2日(金)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:さかた校長、こもり教頭
放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/