TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。4月20日(火)のお客様は、乃木坂46 山崎怜奈さんとSHOWROOM代表取締役社長・前田裕二さん。ここでは、山崎さんが書いた本「歴史のじかん」(幻冬舎)を読んだ前田さんが、その感想を熱く語りました。

▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!


(左から)山崎怜奈さん、前田裕二さん


◆「書くことは好きでした!」(山崎)
山崎:私、「メモの魔力 -The Magic of Memos-」(幻冬舎)と「人生の勝算」 (幻冬舎文庫)を読んでいまして。

前田:本当ですか! 嬉しい。

山崎:それで、2月に歴史の本(「歴史のじかん」)を出させていただいて、そのなかにエッセイも一緒につけたんですけど、そのテーマ出しと組み立て方は、「メモの魔力」にけっこう影響されているんですよ。

前田:本当ですか? 嬉しい。

山崎:抽象化して具体化して転用する、っていう流れが全部一緒なんです。歴史上の出来事を、どう抽象度を高めてエッセンスを見出してテーマにし、現代に転用するかを考えて書いたので。

前田:なるほど。エッセイって、各章の後ろについているやつですよね?

山崎:はい。“怒り”とか“自己肯定感”とか、わりと辛辣なテーマで(笑)。

前田:僕まさに、伊能忠敬の“好きなことをやりなさい論争”に踏み込んでいった感じがすごい好きで。

山崎:結局、行きつかずに終わったエッセイ(笑)。

前田:あれ、めっちゃおもしろいですね。

山崎:嬉しいです。

前田:細かく1個1個言いたいことはあるんですけど、総合的に僕がすごく思ったのは、言語が衝撃的に卓越していますよね。本当にすごいと思います。

山崎:そんなぁ……ありがとうございます。でも実際にやってみたら、書くことは好きでした!

前田:自身で“書く”というアウトプットをする作業が好きだったり、得意な人が、なぜそうなるのか。それは、シンプルに、裏側に膨大な、良質なインプット量があるからだと思うんですよね。だから、本をすごい読んだりとか、猛烈に勉強したりとか、そういう努力が山崎さんの言語能力をこれまで形作ってきたんだな、と思って、その気の遠くなりそうな努力量に思いを馳せると、本当に心揺さぶられるな…と思いながら、言葉を噛み締めながらご著書を読んでました。

山崎:多分、それを培わせてもらえたのって、紛れもなくアウトプットの場所があったからですね。

前田:まさに。求められているから“吸収しなきゃ”っていう循環が回っていく、っていうことですよね?

山崎:最初の根本で言うと、求められてなくても勝手にアウトプットしていて。その矛先というか、利用させてもらっていたのがSHOWROOMで。

前田:そうか。

山崎:それが2018年くらいなので、今TOKYO FMのお昼に帯番組(「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」/毎週月〜木曜 13:00〜14:55)をやらせていただいているんですけど、そんな話はみじんもカケラも出ていなかった時期なので。

前田:“誰かに何かを伝える”っていうことをし始めたのがSHOWROOMなんですか?

山崎:完全にSHOWROOMがきっかけですね。

前田:それは嬉しい。

山崎:フリートークを1時間、多いときで週に1回とかやっていました。

前田:そうですよね、頻度高くやられていて。

山崎:それが(SHOWROOMのレギュレーションで)CMも流せないし音楽も流せないから(笑)。

前田:そうなんですよ、厳しくてすみません……。

山崎:いやいや(笑)。だから自分で場を繋ぐしかなくて、でもそのおかげで“インプットしなきゃ”っていうサイクルが生まれたかもしれません。

*   *   *

前田:なるほど。こうやって話していてもやっぱり思うことがあって。そんなつもりなかったらすごく恐縮だし、言いにくかったら全然無視してほしいんですけど、(「歴史のじかん」を)読み終わったときの一番の感想は「パンク」でして(笑)。最終的に、すごくパンク精神というか、山崎さんの根底に流れる“反骨心”を感じたんですよ。“私はもっとやれるよ”という。

山崎:“ロック”ですね(笑)。

前田:ある種、大人に対する“反骨精神”といったら言い過ぎかもしれないですけど、あの本って“ゼロから完全に山崎さんに丸投げしますので作ってくださいね”っていうタイプの本では無い、じゃないですか?

山崎:そうですね。元となる授業の番組があって、それを文字起こしして、プラスアルファでエッセイを書いてます。

前田:だから、なんて言うんだろうな……なんかこう、“大人たちとの手探り感“があるじゃないですか

山崎:はい(笑)。

前田:僕だったら、絶対そこで大人たちがびっくりするくらいのパフォーマンスを出してやろうと思って。さっきの言葉の選び方やそこにかけている熱量みたいなものを全部ぶちまけることで、“ゼロから私に任せなかった大人たちに後悔をさせよう”っていうくらいの……。

山崎:すごい(笑)。

前田:でもそれを“そうなんです”って言いにくいと思うから。

山崎:いや、もうぶっちゃけ言ってしまうと“そうなんです”(笑)。

前田:(笑)。だから“超パンクだな”って。その構造に気づいたら、あの本がめちゃくちゃおもしろくなってきちゃって。

山崎:欲の塊ですよね(笑)。

前田:そう。だから“人間らしいな”って思って。そこに書いてある言葉の裏側の気持ちを想像しながら、すごい楽しく読ませてもらいました。

*   *   *

来週の「TOKYO SPEAKEASY」のお客様は……

5月24日(月)すみれさん×竹脇まりなさん(宅トレ動画クリエイター)
5月25日(火)スチャダラパー・Boseさん×never young beach・安部勇磨さん
5月26日(水)LiLiCoさん×純烈・小田井涼平さん
5月27日(木)又吉直樹さん×桝本荘志さん(作家)

がご来店。一体どんな話が飛び出すのか……!? お楽しみに!

----------------------------------------------------
▶▶前田裕二「みんなの記憶に残ればそれでいい」 続きは「AuDee(オーディー)」で!

スマホアプリ「AuDee(オーディー)」では、スペシャル音声も配信中!
★ダウンロードはこちら→https://audee.jp/about
----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00〜26:00
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/speakeasy/