住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。暮らしとお金の情報サイト「家計見直しナビ」 とタッグを組んで、お金や保険のプロに“家計のお悩み”を相談し、日常生活におけるお金にまつわる豆知識を学ぶコーナー「家計見直しナビ presents おさいふ相談室」。2月5日(金)の放送は、行政書士の資格も持つ、ファイナンシャルプランナーの國松典子さんがリスナーの相談に答えました。

※写真はイメージです



<リスナーの相談>
飲食店に勤務しているのですが、コロナ禍で非常に厳しい状況に立たされています。従業員も勤務日数や時間を減らされて給料が下がり、この先がとても不安です。オーナーが一番大変なのは分かっているので、休業補償をオーナーに要求することもできません。そこで質問です。個人が、政府や自治体からもらえる休業補償のような制度はあるのでしょうか?(東京都 35歳 会社員)

住吉:本当に大変な状況だと思います。従業員であるご自身が大変な一方で、オーナーさんの苦しい状況も分かるので、政府や自治体に個人で申請できるのか、ということですね。今回は、既に給付金申請の相談を受けているという、行政書士の資格も持つ、ファイナンシャルプランナーの國松典子さんにアドバイスしていただきます。

◆個人向けの新型コロナ対策支援制度には、どのようなものがあるの?

國松:新型コロナ対策支援制度は多岐にわたります。このような助成金・補助金制度は自ら申請しないと給付を受けられないので、情報を得ることはとても大切なことだと思います。

社会情勢に合わせて制度も更新していますので、政府やお住まいの自治体の公式サイトなどで、最新の正確な情報を見ておくことは大切です。

今回の相談者さんのように、休業中に給料が下がっても休業手当を受け取れなかった方については、厚生労働省の以下の制度があります。

厚生労働省の制度
〇「新型コロナウイルス感染症対応 休業支援金・給付金」
⇒事業所の休業中に、給料が下がっても休業手当を受け取れなかった方のための制度

〇「住宅確保給付金」
⇒事業所の休業で離職や廃業してしまった方や、離職や廃業と同程度まで収入が減り、住居を失うおそれが生じている方のための制度
⇒―定期間、家賃の一部が支給されます

住吉:実は、さまざまな支援制度があるんですね。ただ、ご自身で申請しないと給付されないということなので、まずは政府や自治体のサイトを確認して、自分に当てはまる情報を手に入れることが大事なようですね。

◆個人で申請できる休業支援金・給付金…どのくらいの金額を受け取れるの?

國松:以下の方が対象となります。

〇対象となる方
中小企業で働く方のうち、事業主の指示で休業をしたものの休業手当を受けられなかった従業員の方。

〇対象期間
2020年4月1日〜2021年2月28日までの間に、事業主の指示で休業をして、休業手当を受けていない場合。
※社会情勢に応じて対象期間が変更となる場合もありますので、随時確認してください。

▶厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金の対象期間の延長・申請期限について」
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000705243.pdf

〇給付される金額
「休業前の1日当たり平均賃金の80%にあたる金額」を「休業日数分」受けることができます。
※1日当たり1万1,000円までが上限金額となります。
※休業日数とは「事業主の指示で休業した日」を指し、「労働者の事情で休んだ日」は含まれません。
※さまざまな働き方があるかと思いますが、この給付金は「日々雇用されている方」や「シフト制の方」も対象です。
(例1)週5回の勤務→週3回の勤務になった
➡月の一部分の休業も対象となります(就労した日などを休業実績から除いた上で対象となります)。

(例2)1日8時間の勤務→1日3時間の勤務になった。
➡時短営業で勤務時間が減少した場合でも、1日4時間未満の就労であれば、1/2日休業したものとして対象となります。

▶厚生労働省「休業支援金・給付金の算定、支給対象について」
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000729467.pdf

この給付金は事業主の負担はありませんので、今回の相談者さんのように、オーナーさんへの負担を心配されている方にも安心して活用していただきたい制度です。

〇申請方法
厚生労働省のサイトで申請書類をダウンロードして印刷するほか、最寄りのハローワークで入手可能です。
※オンラインの申請方法: https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000680733.pdf

住吉:また、分からないことがあれば、厚生労働省のサイトにリンクが貼られたYouTube動画による申請手続の解説もありますし、専用コールセンターでは土日祝日も対応しているので、ぜひ利用してください。
※YouTube:(労働者用)新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金 申請書の記入方法
https://www.youtube.com/watch?v=0dURNS2QO4w

〇お問い合わせ先
新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金コールセンター
電話番号:0120-221-276
受付時間:月曜〜金曜8:30〜20:00/土日祝9:30〜17:15

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聴取期限:2020年2月13日(土)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時 :毎週月〜金曜9:00〜11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト:https://www.kakeinavi.jp/blue-ocean/