市川美絵がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組「Seasoning〜season your life with music〜」。8月19日(木)放送の「若新雄純の『無責任相談所』」のコーナーでは、木曜レギュラーパートナーの若新雄純(慶應大学特任准教授などをつとめるプロデューサー)が、リスナーからの相談に答えました。


木曜レギュラーパートナーの若新雄純



若新がリスナーからのお悩みに答えるものの、その回答には一切責任を取らないという斬新(!?)なコーナー。この日紹介したのは、夫側の親戚の古い価値観からくる心ない言動に悩む女性から寄せられた相談です。



<リスナーからの相談>
田舎ならではの古い価値観に嫌気がさしています。夫の家は、名家ではありません。親戚は、結婚当初から私のことを名前ではなく「長男の嫁」と呼びます。私は「夫の妻」にはなりましたが、「長男の嫁」になったつもりはありません。

息子が生まれたときも「跡取りを生んで、長男の嫁の仕事を果たした」と言われ、腹が立ちました。夫も息子もひとりっ子ですが、ひとりっ子に対する偏見や心ない言葉も言われます。

お墓を守ることも、私たち夫婦に強要してきます。夫は「長男だから仕方ない」と言いますが、そのお墓に親戚一同が入るつもりでいることにも腹が立ちます。親戚が集まる法事は、私に対する文句のオンパレードなのもストレスです。古い価値観を持つ人たちと、上手に付き合うアドバイスがあったら教えてください。

◆「長男の嫁」問題…唯一の解決策は?
若新は「時代に合わない古い価値観だが、親戚(の考え方)を変えるのは難しいだろう」と断言。同じく田舎の長男として生まれ育った経験から、「集団になればなるほど根強く表面化してくるし、簡単には変えられないものだから、(今も)残っているのだと思う」と説明します。

また、親戚からの心ない言葉に対して、相談者が強く出て歯向かおうものなら、「ますます叩かれて、いじめのような構造に陥ってしまう場合もある」と注意を促します。しかし、この古い価値観の中だからこそ、妻を“親戚から守れる唯一の絶対的存在”がある。それは、まさにその田舎の長男である夫だと言います。田舎での長男は、いわば“王子的存在”であり、本来であれば「その家族や親戚の中で、大きな発言権を持つことが認められた存在」だと話します。

なので、もし夫が家族や親戚に対して「古い価値観を俺たち夫婦に押し付けるな!」「俺の妻なんだから、古い価値観で“長男の嫁”扱いをするな!」「夫婦のことに口を出すな!」とビシッと言えれば、誰も文句を言えず「守ってもらえるはず」と推測し、本来なら、まずは「古い価値観の中だからこそ、発言権が認められた長男である夫に頑張ってもらうしかない」とアドバイス。

ところが、夫がそこまでしっかり発言できないような人物の場合は、残念ながら現状は変えづらい。妻を第一に守るべき夫が、自分の母親や親戚側を擁護してしまうと、妻の立場がどんどん悪くなるというのは、「渡る世間は鬼ばかり」などの家族ドラマが何度も描いてきた。「夫が駄目なら、唯一の希望は、同じく『田舎の長男』を継承することになる息子さんには、新しい価値観を持った人物になってもらうこと。そこに託すしかない」と持論を展開。田舎の親戚に根強く残る古い価値観の連鎖を断ち切るには、「次に田舎の長男を継承するであろう息子さんに、お母さんとして『あなたが結婚したときは、自分の妻のことを第一に守りなさい。あなたが守るべきことは古い価値観ではなく、妻との新しい家族生活だから』ということを教えること」だとアドバイス。「その時に、その息子の態度を素直に受けいれて自分はいい姑になろうとすることが大事ですね」とエールを贈りました。

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<番組概要>
番組名:Seasoning〜season your life with music〜
放送日時:毎週月曜〜木曜 13:30〜15:55
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国20局ネット
パーソナリティ:市川美絵、角田陽一郎(月曜)、乙武洋匡(火曜)、副島淳(水曜)、若新雄純(木曜)
番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/38286