ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。1月6日(水)の放送では「掲示板逆電」と題し、番組の掲示板への書き込みや、メール、LINEに届いたメッセージから、気になるものを取り上げ電話をかけて話を聞いていきました。そのなかから、部活の人間関係で悩んでいる女性リスナーとのやり取りを紹介します。



このリスナーは現在中学2年生です。陸上部に所属しているのですが、同級生と仲間割れをしてしまい練習中に孤立しているとのこと。先生や後輩が心配し声をかけてくれるのが、かえって“迷惑をかけている”と思ってしまい、退部まで考えているといいます。



さかた校長:もしもし! 書き込みを読んだんだけど、悩んでいることがあるんだよね?

リスナー:はい。同級生の女子部員が私を含めて3人しかいないんです。休校中にその中の1人と少しもめてしまって、部活内でも私が1人で向こうが2人という状態になってしまいました。

こもり教頭:うん……。

リスナー:この状況が長く続いてしまったので、1人で部活をやることには慣れたんですけど。新年が明けてまた部活動が始まったときに、後輩から2年生が割れてしまっていることに対して「大丈夫ですか?」と心配されちゃって。そういうふうに、周りに気を遣わせてしまうのが本当につらいんです。自分が周りに迷惑をかけるんだったら、いっそのこと部活は辞めてしまったほうがいいのかな、と思っていて……。

さかた校長:そうか。休校というのは、去年の春のこと?

リスナー:そうです。

こもり教頭:じゃあ、10ヵ月くらい経っているんだね。

さかた校長:部活の子ともめてしまった理由はわかっているの?

リスナー:はい。言葉の誤解とか……なんかそんな感じで、どんどんすれ違っちゃって。

さかた校長:そうか……自分としては、そのもめたことに対して仲直りをしたいと思うの?

リスナー:思うんですけど、怖いっていうか……こんなに期間が空いていて、いまさらっていうのもあって。

さかた校長:じゃあ、お互いそこは話せていなくて、溝だけがあいちゃった感じか。それを、一緒に部活をやっている後輩が気づいたんだね?

リスナー:はい。先生や後輩も私に向けて優しい言葉をかけてくれるんですけど、それが逆に「自分はなんでこんなんなんだろう……」とか、「みんなに心配させちゃって、なんてダメなんだろう……」とか思ってしまって。

さかた校長:周りのみんなは、お前を見て“つらそうだ”と思って、優しさで声をかけたんだろうけど……本当はマイナスに思うことなんて、1コも無いんだけどね。

こもり教頭:そうだよね。『周りに迷惑をかけているなら、部活を辞めてしまったほうが』って言っていたけど、陸上は好きなんでしょう?

リスナー:大好きです。

さかた校長:そんな大好きなことを、嫌いのほうには持っていってほしくないなぁ。

こもり教頭:そうだね。あと『1人でいることには慣れた』というのも……1人でいるほうが楽なこともあるけど、“慣れた”という言葉を使って自分を落ち着かせようとしているのは……ちょっと嫌だなと思うかな。



リスナー:はい……。

さかた校長:うん。先生には相談できているの?

リスナー:前は相談していたんですけど、その子とのトラブルでも先生と話し合いになって……これ以上迷惑をかけるのは本当に申し訳ないという気持ちが大きくて、相談できてないです。

さかた校長:うん……あのね、迷惑じゃないからね。お前のことが、マジで心配なだけだから。「迷惑をかけちゃいけない」って……1人で背負うのってつらいやん

リスナー:はい……。

さかた校長:つらいし仲直りもしたいと思っているのに、向こうの子には本当の思いは伝わってないと思うんだよな。話せていないから。

リスナー:はい。

さかた校長:本当に少しの勇気で……それが大変なことなんだけど。それが話せたらね、いいほうに変わると思うし。お前がこのまま自分1人で背負って、つらくなるのは……俺たちもつらいね。

こもり教頭:うん。

さかた校長:だから“仲直りしたい”とか、大好きな陸上を“もっと好きになりたい”と思うのなら……本当に怖いと思うけど、めちゃくちゃ怖いと思うけど、勇気を出してちょっとだけでも向き合える場を作って……話しかけてみてほしいな。

リスナー:……はい。

さかた校長:俺は、先生には好きなだけ頼めばいいと思うよ。全然迷惑じゃないよ。大好きな陸上を楽しくやりたいもんね。全然、お前が1人で我慢する必要はないよ。相手の子も、すっきりして仲良くなるに越したことはないんだし。

リスナー:はい。

さかた校長:間が空いてしまったことで、そこのハードルは上がってしまっているかもしれないけどな……俺と教頭もついてるしね。

こもり教頭:うん!

さかた校長:1人じゃないし、SCHOOL OF LOCK! のみんなもいるしな。1人でしょい込むことはないんだよ。先生にも相談して、その友達と向き合える時間を作ってほしいな。

リスナー:はい、頑張ります。

さかた校長:うん! 勇気を出して、1歩踏み出してみてくれ。

こもり教頭:がんばれよ!

リスナー:がんばります。ありがとうございました。



番組の終わりにさかた校長は、リスナーに向かって「今年初めての掲示板逆電をしたけど……生徒の君たちが自分よりも周りの誰かのことを思って、迷惑をかけたくないとか心配させたくないと思ってしまうかもしれないけど……俺は出会っちゃったから君たちを心配する。だから、つらかったり、悲しかったり、何でもいい。君たちの思いを俺たちにぶつけてくれ! そして俺たちに、君のことを心配させてほしい」と語りかけていました。

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聴取期限 2021年1月14日(木)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:さかた校長、こもり教頭
放送日時:月〜金曜 22:00〜23:55
番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/