シンガーソングライターで俳優の福山雅治がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「福のラジオ」。8月28日(土)の放送では、リスナーから寄せられたメールをきっかけに、福山さんのおばあちゃんが言った印象的な言葉を思い出しました。

福山雅治



北海道にお住まいの“あさみさん”には、85歳と87歳の祖父母がいらっしゃいます。自動車の普通運転免許証を自主返納してから、近くのスーパーや病院に行く程度で、ほとんど遠出をすることがなくなったそうです。そこであさみさんが「どこか行きたいところはない?」と聞くのですが、その度に「今はどこかへ行きたいと思わない」という答えが返ってくるということ。

「私に遠慮して断ってるのか、体調が悪くて出かける気持ちがないのか、 どうなんでしょうか?」

そこで福山さんは、楽曲「蜜柑色の夏休み」で描かれている“蜜柑のおばあちゃん”との思い出を教えてくれました。

「僕はわりとばあちゃんを連れて一緒に出かけたりしましたね」
あるときは、車で旅行に行ったり、またちょっと贅沢をして料亭に一緒に行ったり。
「料亭なんて僕も行ったことがないから、作法も何も知らなくて本当は緊張しているんだけど(笑)。でも迎えに行ったときにばあちゃんを見たら、僕が見たこともないような綺麗な着物で来てくれてね。普段は農業を生業にしているばあちゃんが、おめかしして来てくれたことが本当にうれしかったですね」

福山さんにとって、蜜柑のばあちゃんは特別な存在なのです。
なぜなら……「高校を卒業して僕がバイクを買うときに20万円を貸してくれたんですよ。上京しようって決めたときに、そのバイクを売ったお金で東京に出てきた。今の僕があるのは、ばあちゃんのおかげなんです」

だから、「ばあちゃんには、なんでもしてあげたい」という気持ちが強かったのだということです。

「あるとき――僕が30代の頃だったと思います――ばあちゃんに『なんかやりたいことない?』って言ったら、3つ言ってくれたんですよ。ひとつが、相撲を升席で見たい。もうひとつが泉岳寺の四十七士(赤穂浪士)のお墓にお線香をあげたい。そして、広島の宮島を見てみたい。この3つだったんです。僕は『ばあちゃん、俺が全部叶えちゃるけん!』って(笑)。僕は泉岳寺だけしか同行できませんでしたが、結果、すべて叶えてあげることができました」

さらに福山さんが「他に何かやりたいことは?」と尋ねると、ばあちゃんがこう言ったそうです。

「あとはもうよか。たまに家族全員で集まってみんなの顔を見て、一緒にご飯が食べられたらそれでよか」

「きっとばあちゃんが一番やりたかったことって、それなんですよね。どこかに行くっていうのは二の次で、一番やりたいのは家族みんなで集まってご飯を食べること。そのご飯を味わうというより、みんなが集まってるその時間を『自分が生きてきた証』として味わいたかったんじゃないですかね」

メールをお寄せいただいた“あさみさん”も、そばにいてあげることで、おじいちゃんおばあちゃんにとっては最高の祖父母孝行なのかもしれません。

さて、大雨の被害を受けられた地域の状況を考慮し、開催を延期しておりました『30th Anniv. ALBUM LIVE「AKIRA」Blu-ray&DVD 同時視聴会』ですが、いよいよ8月29 日(日)21:00 から開催いたします!
「AKIRA」の Blu-ray&DVD をご用意の上、29 日(日) 21:00 になったら、お持ちのプレイヤーの再生ボタンをONにして再生してください。
鑑賞中 Twitter ハッシュタグ「#AKIRA」をつけて感想を投稿してくださいね。詳しくは福山雅治オフィシャルサイトをご覧ください。

次回の放送は9月4日(土)です。お楽しみに!

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聴取期限:2021年9月5日(日)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:福山雅治 福のラジオ
放送日時:毎週土曜14:00〜14:55
パーソナリティ:福山雅治
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/fukunoradio/