TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。2月10日(水)のお客様は、SixTONES・松村北斗さんと映画監督・耶雲哉治(やくも・さいじ)さん。ここでは、現在公開中の映画「ライアー×ライアー」を撮影していたときの思いを語り合いました。



◆「すごいアツい現場だな」(松村)
松村:今(撮影を)振り返ると“負けたくない感”がすごかったですね。自分が“1番情熱を持ってやっていたかったな”と思って。それこそ、衣装とかももちろんそうですし、耶雲さんの演出でもそうですし、みなさんの情熱に“負けたくない”というか。むしろ、その説得力をひっくり返すくらいの何かをこっち(演じている側)からも提示をしたいくらい、思いがすごかったなと思って。

耶雲:そういう意味では、主演俳優・松村北斗が熱を持ってるっていうことは、スタッフ全員にやっぱり伝わっていて。カメラマンから「透(松村さんが演じた役名)の顔、こっちから撮ったほうがいいんじゃない?」みたいな話とかも出たし。

松村:ええ! 本当ですか!?

耶雲:そうそう。そういうのはやっぱりみんなの燃料っていうかさ、熱がみんなの動かす力になるよね。

松村:そうですね。すごいアツい現場だなって思った覚えがありますね。

耶雲:なんか……俺たちここで泣きそうだよね(笑)。

松村:ハハハ(笑)!

◆「バケモノじゃないですか」(松村)
松村:それこそ森(七菜)さんも、ああ見えて……“ああ見えて”って、どう見えてるのか分かんないですけど(笑)。

耶雲:あんな可愛らしい感じでね。

松村:ものすごい(芝居熱が)熱いというか。

耶雲:いやぁねぇ……彼女はバケモンでしょ(笑)。

松村:もちろん、共演が決まる前から知っていた女優さんだったんで。「ラストレター」っていう映画で初めて知ったんですけど。

耶雲:岩井俊二監督の。

松村:そうですそうです。それで映画館に観に行って、観終わった後に“なんだこの俳優さん“って。今まで勉強だったり趣味でいろいろ観てきたなかで、相当な衝撃を受けた方で。その時点で“こういう方とお芝居をしたら、すごい感情が生まれるんだろうな”と思いつつ……ただ、すごい怖かったんですよ。

耶雲:なるほどね。

松村:(映画で観る)お芝居自体は完成品しか観てないじゃないですか。目の前であんなお芝居を突きつけられたら、“俺、お芝居をやめちゃうな”と思って。

耶雲:(笑)。じゃあそれがさっきの“負けたくない”発言に繋がってくるのかな?

松村:そうなんですかね。でも、それこそ完成品を見ても(森さんの演技って)バケモノじゃないですか。現場における作る過程とか姿勢とか、生み出す瞬間も化け物じゃなかったですか?

耶雲:松村くんは、すごくディスカッションが多いなと思ったのよ。そういう意味では、一緒に作っている感じがすごくしたのね。(対して)森七菜ちゃんは、「こういうところではこういう感情だよね」みたいな話を先に僕からしても、聞いてるか聞いてないかわからないような感じなのね。「分かりました。やってみます」みたいな。それで1回やってみると……その演技が俺が言った通りでは全然ないんだけど、でもめちゃめちゃ面白いの。「ちょっとは言うこと聞いてくれよ。でも面白いからいいかな」っていう(笑)。

松村:(笑)。だから、台本にない部分まですごい楽しかったっていうか。それこそ、モンタージュだったりアドリブで任されてるシーンとかあったじゃないですか。

耶雲:セリフが全然書いてなくて、“ここでデートをしてる”しか書いてないところだよね。

松村:とか、“みな(森さんが演じている役名)がオムライスを作っているところを透が後ろから抱きついて……”とか。そういうところって、実はものすごい競い合っていて。毎回、同じセリフを絶対に言わずに、でも無理のない自然(な演技)をやりたい、みたいな。特に森さんはオムライスのシーンを「あのときは悔しかった……!」って言うんですよ。

耶雲:ほう。

松村:「カメラを回っているときに負けた気持ちになった」って言うくらい、お互いにちょっと競い合ってるところもありましたね。もちろん、その熱量ばっかりじゃないですけど。

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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00〜26:00
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/speakeasy/