住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。5月10日(月)放送のコーナー「Blue Ocean Professional supported by あきゅらいず」のゲストは、マナー講師・ふるまいコンシェルジュの高田将代(たかだ・まさよ)さん。国宝「當麻曼荼羅」(たいままんだら)を有する奈良の當麻寺(たいまでら)で育った高田さんは、マナーや所作、仕草といった、自身の思いを表現する手段すべてを“ふるまい”として捉え、人々に“ふるまい”を伝えています。
今回の放送では、「オトナ女子のふるまい手帖 なぜか大切にされる女性になるマナーと心得56」(SBクリエイティブ)を出版された高田さんから、“素敵に思われる女性のふるまい”について教えてもらいました。


(左から)高田将代さん、住吉美紀



「頑張るプロフェッショナルの女性の素顔に迫る」をテーマに、各界で活躍されている素敵な女性をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional supported by あきゅらいず」。今回のゲストは、ふるまいコンシェルジュの高田将代さんです。

◆日本と海外ではマナーの根源が異なる

住吉:當麻寺でお生まれになったことで、“ふるまい”に興味を持たれたのは想像できるのですが、一方でフィニッシングスクール(国際的なマナーやエチケットを学ぶ教室)にも通われていたんですね。違うものを学びたいお気持ちがあったのですか?

高田:そうですね。昔は自分にないものに憧れる時期がありました。ただ、小さい頃からお茶や、お花を習っていましたので、人と関係を結ぶ上でマナーとか立ちふるまいとかが、ものすごく大切だということは感じていました。なので、海外ではどういったことを大切にしているのかを知ってみたい思いがありました。

住吉:當麻寺で学んだことと違った点はありましたか?

高田:海外のマナーは階級社会がベースになっているので、相手の立ちふるまいを見ただけで階級がわかります。そして、テーブルマナーのなかには“危機管理”が含まれているんですよ。

住吉:危機管理?

高田:相手に対して敵意がないことを示すというか。食事中は、テーブルの下に手は置かないんです。常に目に見えるところに手を置くのは、“武器を隠し持っていませんよ”というメッセージです。

住吉:へええ!

高田:海外のマナーは、敵意がないことがマナーのベースになっている部分がありました。一方で、日本は目に見えない神仏への尊敬の念だったり、自然や命に感謝する思いがベースになっている作法がたくさんあると実感しました。

そして、どんな人であっても礼儀正しく他者を思いやることを大切にしてきたんだなと改めて感じました。(フィニッシングスクールは)もっと日本のマナーについて、しっかり学びたいと思える機会になりました。

住吉:今、高田さんが“ふるまい”で気を付けていることは?

高田:一番大事にしているのは、“正しさにこだわらないこと”ですね。マナー講師をしていると、“マナーって守らないといけないんでしょう?”と、堅苦しく思われることがあるんですね。でも、マナーを守るという正しさが大事だとは思っていません。たとえ相手や自分がマナーを守れていなかったとしても、そこは気にしない。それよりは、“相手をどれだけ大事にできるか”をいつも思っております。


高田将代さんのマナー教室のお写真



◆デコルテを“第2の顔”として意識する

住吉:今日は、高田さんから“相手から素敵に思われるふるまい”を具体的に教えていただきます。

高田:まずは、デコルテのお話。デコルテまでを自分の顔と思いましょう。

住吉:どういうこと!?

高田:(笑)。人って、話すときにお相手の顔から胸元までが視界に入っていることが多いんです。たとえば、横から相手に話しかけられたときは、首だけを相手に向けてお返事するのではなく、必ずデコルテごと向けてください。

住吉:なるほど! 返事をするときは体の向きを変えるんですね!

高田:座った状態であっても、相手の方向に胸を向けることはできます。そうすることで、相手は“この人は自分の話をすごく聞いてくれているな”と感じてくださるんですよ。

住吉:そうかも。

高田:ちょっとしたことですが、相手の気持ちを大きく変えることができる、ふるまいだと思います。

住吉:家庭でも実践したら、家の雰囲気がよくなるかもしれないなって思いました。

高田:“目を見て話そう”というのは、よく言われることだと思います。胸まで相手に向けることで、“心で会話をしていること”がすごく伝わります。

◆ひらがなを活用して言葉を柔らかく表現する

住吉:書籍には「ひらがなで話すと柔らかなあなたになれる」と書かれていました。どういう意味でしょうか?

高田:女性は年齢を重ねるごとに強くなっていくと思うんです。自分の思いを伝えるときは、その強さを柔らかくして伝えたほうが、相手も受け取りやすいしスムーズに物事が運ぶと思うんです。

住吉:たしかに。

高田:そのときにおすすめなのが、大和言葉とも言われている和語です。

住吉:なるほど。それが、ひらがなで話すってことなんだ!

高田:“どんな言葉を話すか”は、“どんな自分でありたいか”とすごく繋がりがあると思っています。たとえば、住所を聞くときは「ご住所はどちらですか?」よりも「おすまいはどちらですか?」のほうが柔らかい言葉になります。他にも、「協力してほしい」よりも「おちから添えをお願いします」のほうが、より柔らかに自分の思いを表現できます。

住吉:言葉を柔らかくするって、ゲーム感覚でも楽しめていいですね。“頭痛がする”を“あたまが痛い”って言い換えると、ちょっと楽しいですね。

高田:話すときに(ひらがなを)意識することで、女性らしさや柔らかさが増すのでおすすめをしております。

住吉:日本語の美しさも味わえるんじゃないかなとも思いました!

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聴取期限 2021年5月18日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月〜金曜9:00〜11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト: https://www.tfm.co.jp/bo/aky/