Def Tech・Microさん、住吉美紀


住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。“プロフェッショナルの素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な方をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional supported by あきゅらいず」。

7月18日(月・祝)のゲストは、ボーカルユニット・Def Tech(デフテック)のMicro(マイクロ)さん。今回の放送では、サンゴの移植活動や、7月18日(月・祝)にリリースされた2年ぶり新曲「2 Good 2 Be True」に込めた思いについて語ってくれました。


Def Tech・Microさん


1980年生まれ、東京都出身のMicroさん。2001年に、ハワイ出身のShen(シェン)さんとDef Techを結成します。インディーズでありながら、2005年リリースのファーストアルバム『Def Tech』は280万枚を超える大ヒットを記録。同年、インディーズアーティストとして史上初となる「NHK紅白歌合戦」に出場します。2007年に一度解散するも、2010年に再始動。数多くの楽曲を生み出し続けています。7月18日(月・祝)の海の日には、2年ぶりの新曲「2 Good 2 Be True」をリリースしました。


Def Tech・Microさん


◆サンゴの移植活動に尽力

住吉:Microさんは、サーフィンの達人でいらっしゃるんですよね?

Micro:達人ではないんですけども、小さい頃からサーフィンはやっていますね。

住吉:ご実家がサーフショップで、小さい頃からサーフ用品に囲まれて育ったとお聞きしました。幼稚園の頃にはボディボードに触れていたそうですね?

Micro:そうですね。もう立っていました。

住吉:すごい! サーフィン歴は何年ほど?

Micro:41歳なので、38年ぐらいですね。

住吉:サーフィンを楽しむうちに海のことも大好きになって、海のための活動もたくさんされていると聞いています。今、具体的にはどういうことを実践されているのでしょうか?

Micro:今日も逗子(神奈川県)のほうに行って、ビーチで「ワンハンドビーチクリーン」をやります。サーフィンで波乗りをしたあと、帰るときに片方はサーフボードで手が埋まるので、もう片方の手だけで拾えるゴミを拾います。

住吉:へええ!

Micro:あとは、通年でサンゴの移植をしています。

住吉:サンゴの移植というのは沖縄とかで?

Micro:沖縄がメインですね。僕は最初、(海では)「魚が大事」だと思っていたんです。でも(エサ場であり産卵場でもある)サンゴたちがいるおかげで魚たちが集まってくることを知ってから、サンゴの移植に力を入れるようになりました。

住吉:サンゴの減少が問題になっていますよね。移植活動を一緒にしている方がいるんですか?

Micro:そうですね。(サンゴの養殖と移植活動をおこなっている)沖縄の会社「Sea Seed」代表の金城浩二さんという方が、“サンゴ博士”なんですよ。現在、温暖化や気候変動で海面の温度が上昇していて、グレートバリアリーフ(オーストラリア大陸北東岸に広がる世界最大のサンゴ礁地帯)などを含めても、地球上のサンゴは0.2パーセントしかいないんです。そのサンゴに魚が生息しているのですが、サンゴがほとんど死滅化していっている状態なので、海面の温度が上昇しても耐えられるようなサンゴが、人間の手によって作られたんですね。

住吉:そうなんですか!?

Micro:サンゴの移植のためにダイビングの免許を取って、白骨化したサンゴにドリルで穴を開けて新たにサンゴを植えて、数ヵ月後に様子を見に行っています。サンゴは、みるみるうちに大きくなりますよ。

住吉:すごい! 移植をご自身の手で実際におこなっているんですね。植林みたいな感じですか?

Micro:まさにそうですね。自分が植えたサンゴが人差し指1本ぐらいの大きさだったとしても、3ヵ月後ぐらいに見に行くと、こぶし大ぐらいにはなっているんですよ。

住吉:へええ!

Micro:そして、(魚が産卵した)そこから新しい魚が生まれてくるんですよね。それを自分がやらせてもらったときに、「初めて地球にいいことができた」って思えたんですよ。

住吉:素敵です。移植活動をしている方の中には、ボランティアの方もたくさん参加されているんですか?

Micro:そうですね。毎年移植活動をしています。


サンゴ養殖の第一人者、金城浩二さんのチームとMicroさん


◆2年ぶりの新曲に込めた思い

住吉:ここで、7月18日(月・祝)にリリースされたDef Techの新作をお送りしたいと思います。「2 Good 2 Be True」は、コロナ禍でリモート制作した作品だそうですね?


Micro:はい。相方のShenは、コロナ禍になる少し前から沖縄に移住しています。仕事では会うんですけど、こういうときだからこそみんなの苦しみを、ちゃんと支えながらやっていこうと。そこで、「会わないでもできること」ということで(リモートで制作しました)。意思の疎通は大変ですし、僕らにはまだまだ言語の壁もあるんですけども、リモートだからこそできたものだと感じます。難しいですけどね(笑)。

住吉:楽曲にはどういう思いを込められたのでしょうか?

Micro:「It's too good to be true.(そんなにうまい話はない、あまりに良すぎて現実離れしている)」です。この3年間、歌も歌えない、外で遊んじゃいけない、ライブもできない……というままならない状況のなかでも、奇跡のようなことはあるよな、って思ったんです。

リモートでの出会いだったり、奇跡のような毎日は起きているので、そこに自分たちが気付くかどうかなんですよね。当たり前だと思っていたものが、当たり前ではなくなってしまったので、大事なものを、ちゃんと見極めなくてはならなくなりました。手放さなければいけないものも、よくわかったと思うんですよ。日々の小さな奇跡を大事にしていこうっていう(思いを込めました)。


アメリカ同時多発テロをうけて、2001年に世界の平和を歌う、Def Techを結成。こちらは2004年当時のおふたり


◆3年ぶりの全国ホールツアーを開催!

住吉:Def Techは9月22日(木) 名古屋公演から、3年ぶりの全国ホールツアーがスタートするそうですね。広島、仙台、大阪、福岡、沖縄などをまわられます。久々ですし、とても楽しみにされているのでは?

Micro:本当ですよね。我慢したとはいえ、みんなのほうが外に行けなかったり、いろんな行動を制限されてきていますし。だからこそ、いい汗と血潮を。アクリル板もちゃんと立てたほうがいいかなと考えています。デジタルがこんなに広がっている世界ですが、生の音楽の良さを伝えたいですね。

住吉:チケットの詳細などはDef Techの公式ページで、ぜひチェックしてください。このあとのビーチクリーン、頑張ってくださいね!

Micro:ありがとうございます!

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聴取期限 2022年7月26日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月〜金曜9:00〜11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト:https://www.tfm.co.jp/bo/aky/