ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。毎週月曜に放送している「SOCIAL LOCKS!」のコーナーでは、生まれた環境のこと、性のこと、障がいのことなど、周りとの“違い”について悩んでいるさまざまな10代の声を届けています。

1月3日(月)の放送では、「視覚障がいは人によって違いがあります」という18歳・男性リスナーのメッセージを紹介。パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が、感想を語り合いました。


ぺえ教頭、こもり校長



――リスナー(18歳 / 専門学校生)から届いたメッセージ

僕は視覚障がいを持っています。左右の視力が0.06ぐらいで、視界がぼやけて見えている状態です。人と話すときは表情がわからないので、声で感情を判断しています。

普段、電車移動するときには白杖を持っています。白杖を持っている僕を見て、ほとんどの人が全盲と認識しているように思います。たまに電車に乗っていると席を譲ってくれる人がいるのですが、席に着いてから僕がスマホを見ていたりすると嫌な視線を感じるときがあります。たぶん「白杖を持っているのに見えているじゃん」と、思われているようです。

視覚障がいは、人によって違いがあります。僕はスマホの文字を大きめにして顔に近づければ、文字を読むことができます。画像を見るときは、拡大して見ています。ただ、スマホは見えていても揺れる電車はやっぱり不安です。席に座ると安心できます。

白杖を持っていても全盲とは限らない、このことを多くの人に知ってもらいたいです。

――こもり校長とぺえ教頭が思うこと


こもり校長



こもり校長:そうだね……たしかに“白杖”を持って歩いている方を見ると、まったく見えないのかな、っていう先入観があったね。

ぺえ教頭:私もそう思っちゃってた。

こもり校長:こうやって言ってくれたみたいに、白杖を持っている人によってもさまざまな(視覚障がいの)ケースがあって、スマホの文字を大きくして顔に近づけたら見えるのと、移動中の景色が見えないのとでは全然違うじゃん。

ぺえ教頭:そうだね。

こもり校長:だから、「そういう人がいるんだよ」という認識というか、知っているか・いないかだけでも感じるものは違うからね。

ぺえ教頭:うん。

こもり校長:正直な話だけど、席を譲った人が……例えば本を(顔に近づけて)ギリギリで読まれていたり、携帯を見ていたりするのを見てしまったら、たしかに(弱視の人もいるということを)知らなかったら、疑問に思ってしまうかもしれない。「どういう状態なんだろう?」って。

ぺえ教頭:そうよね。

こもり校長:でも今回、声を届けてくれたことで知れたので、次(に同じように過ごしている人を)見かけたときは、「近い距離であれば少しは見えるのかな」とか、電車で立っているのは大変かなとか、地図は見づらいだろうなとか……一つひとつが次のことにつながるからね。

ぺえ教頭:うん。私たちも今回のことは“気づき”だったね。本当に聞けてよかった。


ぺえ教頭



「SOCIAL LOCKS!」では、さまざまな声を募集しています。わかってほしいのにわかってもらえないことや、「もっとこうなればいいのに」と思っていることがあれば、番組の特設サイトまでお寄せください。

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聴取期限 2022年1月11日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/