放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」。6月12日(日)の放送では、長野県の善光寺(ぜんこうじ)を取材した模様をお届けしました。


(左から)宇賀なつみ、小山薫堂



今回、番組が取材で訪れたのは、およそ1,400年の歴史を誇る善光寺。現在、数え年で7年に1度開催される「善光寺御開帳」(※6月29日(水)まで)がおこなわれており、日本各地からたくさんの参拝客が訪れています。

そんな善光寺は創建以来、源頼朝や徳川家康など多くの権力者から信仰を集めてきました。善光寺の御本尊・一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)は仏教伝来の折に、百済(くだら)から日本へ伝えられた日本最古の仏像と言われています。

しかし、仏教という新しい宗教を受け入れるか否かの論争の最中、廃仏派(仏教の排斥運動推進派)の物部(もののべ)氏によって、その仏像は打ち捨てられてしまいます。その後、信濃国国司の従者として都に上っていた本田善光(ほんだ・よしみつ)の前に、この仏像が突然現れます。そして、その仏像を担いで信濃の国へとお連れしたのが善光寺の始まりとされています。

また、善光寺が創建されたおよそ1,400年前は、仏教の宗派が別れる前。そのため、善光寺はどこの宗派にも属していません。宗派という壁がなく、誰でも参拝できることから古くから信仰を集め、その人気は江戸時代に「一生に一度は善光寺」と言われたほど。親鸞聖人や松尾芭蕉なども、善光寺を訪れたと言われています。

善光寺の御本尊は絶対秘仏のため、いかなるときでも誰も見ることができません。その代わり、御本尊の分身「前立本尊(まえだちほんぞん)」を御開帳のときだけ拝むことができます。また、開催期間中に本殿前に設置される「回向柱(えこうばしら)」に触れると、前立本尊に触れるのと同じご利益があると言われています。

今回ガイドをしてくれたのは、善光寺界隈の街並みを紹介する長野市ガイド協会の馬場俊之(ばば・としゆき)さん。自身にとっての生きがいは、お客さんの「へぇ〜」、「なるほど〜」という声を聞くこと。

馬場さんは「回向柱は、善光寺の前立本尊さまの手と指とつながっているんです。つまり仏さまのほうから慈悲の光をこちらに向けてくださっている。私たちはこれに触れることによって、慈悲の光と願い事が一体化するんです。それが回向柱に触る意味なんです」と解説してくれました。


長野市ガイド協会の馬場俊之さん



小山も宇賀も善光寺を訪れたことはあるものの、回向柱に触れたことは「ない」と言います。今回の取材時、回向柱の前には400〜500メートルの行列ができていたそうで、それを聞いた宇賀は「すごいな〜。やっぱり『一生に一度は善光寺』と言われていたんですね」と大きくうなずいていました。

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なお、今回紹介した「善光寺御開帳」に、移動型郵便局のポストカーが駆けつけます。日程は6月25日(土)と26日(日)の2日間で、場所はTOiGO広場(トイーゴひろば)です。投函された手紙には、善光寺と回向柱が描かれた小型記念日付印が押印されますので、この日に長野を訪れる際には、ぜひお立ち寄りください。

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<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY’S POST
放送日時:毎週日曜 15:00〜15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/post/