シンガーソングライターで俳優の福山雅治がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「福のラジオ」。8月21日(土)の放送では、10代や学生といった若いリスナーの人生相談に耳を傾ける人気コーナー「ねぇ!聞いて、福山おじさん」に寄せられたメールにお応えしました。

福山雅治



今回紹介したメールは、学校での自分のキャラ設定についてのお悩みを抱えているという内容。イワタくん(岐阜県・15歳)は、気になる女の子とたまたま帰り道が一緒になったときに、「クラスのみんなの名前をまだ覚え切れていないんだよね」と何気なく相談したところ、彼女に言われた言葉にショックを受けたそうです。それは、「そんなんだから友達少ないんだよ」……と。

「自分は全然そんなつもりはなかったのに、 彼女からはそんなふうに見られていたんだ、と。(中略)どうすれば、彼女の僕に対する印象をぬぐうことができるでしょうか?」

もう1人、ヒタケンくん(静岡県・16歳)は、“中学までは真面目だったのに高校で急にハジけたタイプ”という噂が最近クラスで出ていることが判明し、そうじゃないよと伝えても、「別に責めてるわけじゃないから大丈夫よ」と……。「気になっている隣のクラスの女子にもそう思われていることが分かり、 誤解を解きたいところですが、否定すればするほど逆効果なのが今の状態。(中略)福山さん、どういった行動をとれば疑いが晴れるでしょうか?」

イワタくんとヒタケンくんに対して福山さんがアドバイスしたのは、先ずは『目的』と『手段』を整理しましょう、と。

「2人とも共通して言えるのは、『目的』は“気になる女の子と誤解なく仲良くなりたい”ということ。そのための『手段』として、定着してしまっているイメージを変えようとしている。こういう“キャラ設定”みたいなことって社会に出ても結構あったりします。そうしたときに大事になってくるのは対応力。否定することもあるし、受け流したり、あるいはその設定を逆に利用することもある。そうすることでコミュニケーションが円滑になる」

そして、キャラ設定するという背景には、「人はわからないものに名前をつけて安心したくなる」という心理があるのではないかと福山さんは言います。

「なぜなら、お化けやUFOも含めて正体不明なものって誰しもが怖いですから。例えば、クラスが変わったり進学したときに、なるべく早めに安心して学校生活を送りたい、そのためにはクラスでの良いポジション取りをして立ち位置を確立しておきたいという心理が働く。だからキャラ設定がおこなわれる。そしてそれがそのまま、その子にとってのクラスのポジションになり、結果そのクラスの秩序を生み出す。そして現在、僕の学生時代には無かった“スクールカースト”なる言葉が定着していった。

でも、そもそも中学や高校の頃ってまだ自分が何者かわからない時期だと思うし、どんどん変化していく自分や、自分と違うモノにまみれていく時期です。その人の根本の部分は変わらないんですけど、集団の中や人間関係、生きている環境で人格は変化していく。自分はこうだ! という思い込みも、人から言われたキャラ設定も、全部が混ぜ合わされる時期。だからこそ、あまり“自分が意図していないキャラ設定”というものに捉われ過ぎず、受けたり受け流したりできる柔軟性を持つことが出来ると、その柔軟性が将来的に社会に出たときに役に立つかと思います」

次回の放送は8月28日(土)です。お楽しみに!

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聴取期限:2021年8月29日(日)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:福山雅治 福のラジオ
放送日時:毎週土曜14:00〜14:55
パーソナリティ:福山雅治
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/fukunoradio/