サカナクションの山口一郎が、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。藤原ヒロシさんをゲストに迎え、藤原さんが10月7日(水)にリリースするニューアルバム『slumbers 2』について感想を伝えました。
(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! サカナLOCKS!」10月2日(金)放送分)



山口:今回は僕の大好きな、先生的な存在であり、もう……恋人のような(笑)。この方と一緒にお届けしたいと思います。ミュージシャンの藤原ヒロシ先生です。

藤原:よろしくお願いします。

山口:今年の6月にも1度出ていただいたんですよ。僕らが会うのは……一昨日以来(笑)。『FUJI-YAMA』という番組収録で下町の食堂に行ってきたんです。深夜食堂みたいな。今日も『FUJI-YAMA』の収録もあって、カメラも回っているんですよ。

藤原:はい。

山口:藤原さんは、なんといっても私が主宰するNF Recordsの所属ミュージシャンです。なので、立場的には僕のほうが平台1段くらい上なんですよね(笑)。ミュージシャンの立場では。

藤原:そうなんですよ。ミュージシャンでも会社内でもそうだから。

山口:会社内って……(笑)。僕、一応レーベルの所属ミュージシャンで、レーベルを立ち上げた人間ではあるんですけど、僕も、いちミュージシャンなんですよ。

藤原:でも、立ち上げた人で一応兄さんにあたるわけだから……食事は全ておごってくれるって、僕はこの業界の話を聞いたんですけど……一郎兄さん!

山口:ギャハハ! でも藤原さんは、サカナクション以外で初のNF Records所属ミュージシャンなんですけど、サカナクションより頻繁にアルバムを出していらっしゃるという(笑)。NF Recordsを立ち上げてから、サカナクションは1枚しかアルバムをリリースしていないんですけど。

藤原:(笑)。「サカナクションのアルバムがほぼできています、聴いてください」って言われて曲を聴いて、僕はそこからスタートして先にリリースするっていうね(笑)。

山口:2周、3周って遅いですからね、僕ら(笑)。



山口:そして、10月7日に3年ぶりとなるニューアルバム『slumbers 2』がリリースされます。もう2枚目ですね。前回のアルバムよりも、藤原ヒロシっていう……藤原さんの孤独を感じた。孤独っていうのは、寂しいとか、世の中に対して自分が1人だとかじゃなくて、藤原さんって孤独が自然なんだなっていう。

藤原:まあ、結構いいイメージだから、そういうイメージにしておこう。“孤高の男”みたいな。

山口:そうですね(笑)。1人でいるのが本当に好きで、そこで見ている景色ってこんな感じなんだなって。アルバムを聴くときの気分って、作っている人の世界観みたいなものを知りたいっていうところがあるじゃないですか。あと、もう一個の基準として、今の時代で自分のムードに合っているか合っていないかっていうのもあるし……許せるのか許せないのかっていうライン引きもあるっていうか。そういう中で藤原さんの今回のアルバムって、前回からぐっと藤原ヒロシの……あのマンションのあの部屋で、1人でこうやって過ごしているんだ、こんなこと考えているんだ、こんな匂いがするんだ……っていうのがね。

藤原:本当ですか。今回は割とダンスっぽいというか……そういうものも多かったし、前に僕が聴いていた曲のイメージだったりとか、そういうのも入っているからかもしれませんね。

山口:すごく感じました。

藤原:ありがとうございます。買ってくれる人も感じてもらえると。



山口:このアルバムには、いろいろとトピックスがあるんですよね。中でも、サカナクションの「新宝島」のカバーが収録されているんですけど……これはね、「新宝島」の印象が良い意味でガラッと変わって耳に残るようなアレンジになっています。

藤原:あれはね、最初はボサノバっぽい感じで作っていたんですよ。最終的に、なんかちょっとボサっぽすぎるのをアルバムとして形に残すのは……なんかちょっと綺麗すぎるかなと思って、ダブなほうに振ってやってみました。

山口:かなりダブでしたね。僕ね、ちょっと藤原さんに確認したいことがあるんですよ。「新宝島」の作詞作曲者として。ちょっと過剰に、僕にアピってるところないですか?

藤原:あります。ふふふ(笑)。

山口:ありますよね? 『丁寧に』のところとか、“ちゃんとしっかり歌ったほうがいいよ”っていう(笑)。

藤原:本当にね(笑)。「新宝島」を最初に聴いたときは、“丁寧”が“手稲(ていね)”だと思っていて。

山口:札幌の(地名)ね。

藤原:手稲の雪山に女の子を連れて行く歌だって、本当に思っていたんですけど(笑)。それが“丁寧”だって知ったときに、それにしては丁寧が雑すぎるんじゃないかなと(笑)。でもあれは、山口君的にはわざとじゃん。ちょっと英語っぽくやっているでしょ?

山口:うん。ちょっとね……藤原さんが俺を見てニヤッとしながら『目的地を』って歌っているように見えてくる。音を聴くと。

藤原:嫌味な感じだね(笑)。でも、カバーって、YouTubeとかでみんなやっているじゃん。あれって、絶対にイントロのリフも一緒にくるじゃん。あのリフも曲とされているけど、カバーアレンジってそうじゃないなってところもない? 全然違うものにしたいっていう。だから、敢えて歌い方とかも変えて、アレンジも全然違う曲のようにというか。

山口:うん……そうだ。今度僕のインスタグラムライブで、僕と藤原ヒロシさんと一緒に山口家でお好み焼きを食べながら『slumbers 2』の全曲解説をやろうかなと思っています。日程が出ましたら、インスタグラム等で告知をしていきますので、お楽しみに。

----------------------------------------------------
▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!
聴取期限 2020年10月10日(土)AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:さかた校長、こもり教頭
放送日時:月〜金曜 22:00〜23:55
番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/