市川美絵がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組「Seasoning〜season your life with music〜」。5月26日(木)の放送は、木曜レギュラーパートナーの若新雄純(慶應大学特任准教授などをつとめるプロデューサー)が登場。最近起きたニュースを独自の視点で解説する「若新雄純の『色メガネ』」のコーナーでは、中学・高校における「部活の謎ルール」について取り上げました。


木曜レギュラーパートナーの若新雄純



◆今なおはびこる部活動の“謎ルール”

あいさつの仕方、服装……いつ誰が、なぜ定めたのかよくわからない部活動の「謎ルール」。LINE公式アカウント「高校生新聞編集部」をフォローしている中高生の読者を対象にアンケートを実施したところ、61%の学生が所属している部活に謎ルール・規則が「ある」と回答。さまざまな“謎ルール”も寄せられました。



中学・高校ともに約1年で部活を退部してしまったと話す若新。中学のときに入部したバレーボール部にも「まさに理不尽な謎ルールがたくさんあった」と振り返ります。

自身も同様の経験をした若新は、部活動での“敬語”に着目。敬語といえば、従来は目上の人と話すときに敬意を表す言葉として用いられますが、「年上から年下に敬語を使うように変えれば、日本社会において、いろいろと抱えている問題が良くなるのではないか」と提言。

戦後間もない混乱期を生き抜いた人たちを例に挙げ、「戦争があって、今のように簡単に病気を治してもらえない社会で、苦難を乗り越えて生き延びてきた長寿な人たちを『敬いましょう』というのはわかる」と、年配者を敬う気持ちは大前提としてありつつ、現代を生きる若者を評価します。

インターネットやSNSが普及し、時代や生活様式が大きく変化した今となっては、「新しく生まれてきて、新しい教育や情報を仕入れている人のほうが、まず基本的に進んでいると思ったほうがいい」と話す若新。

また、日本の少子高齢化に伴い、人口減少時代を迎えるなか「人口構造としても、自分よりも若い人に頑張ってもらわないと支えてもらえない。昔とは逆転している」と言います。

年上が年下に対して敬語を使うのは「慣れていないから最初は気持ち悪いかもしれないけれど、技術の継承もそのほうがうまくいくと思う。何より学校生活も仕事も、若い世代の人たちが楽しくなると思う」と持論を展開。

続けて「経験が豊富で、金銭的にも精神的にも余裕がある側が、可能性を秘めた若い人たちに敬意を持って、あえて(敬語を使って)へりくだることができると、いいバランスになると思う」と主張します。さらには「部活においても、もし先輩が後輩を敬うような形だったら、絶対に楽しかったと思う」とも。

そして、年上が年下に対して敬語を使い、少しでも若い相手を敬うようになれば「上から下へのパワハラはかなり減るのではないか」と推察します。

こうした若新の主張に対し、Twitterでは早速リスナーから反応が。「部活動だけでなく、会社でもそうです。年齢の上下関係なく、相手を尊重することはすごく大切」「確かに、できる人って誰に対しても敬語というか、丁寧な口調の人が多いイメージがある」といった声が寄せられました。

あらためて若新は、「甘やかされてはいけないのは、年上のほうだと思う」とキッパリ。「長く生きてきて、経験が増え、責任も増える。責任ある立場の人ほど、甘やかされず頑張らないといけないのに、これから学んでいかなければならない可能性がある人たちに厳しくして、ふんぞりかえるのはおかしい」とも語りました。

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<番組概要>
番組名:Seasoning〜season your life with music〜
放送日時:毎週月曜〜木曜 13:30〜15:55
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国20局ネット
パーソナリティ:市川美絵、角田陽一郎(月曜)、乙武洋匡(火曜)、副島淳(水曜)、若新雄純(木曜)
番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/38286