「ボタニカル」=「植物」の力でキレイと元気を磨くをコンセプトにお届けしている、TOKYO FMの番組「NOEVIR BO-TANICAL LIFE」。

10月16日(金)の放送では、素敵なボタニカルアートを生み出す2人の女性アーティストを紹介しました。花や植物から受けるさまざまな恩恵……元気や健康を与えてくれたり、心に癒しを届けてくれたり。そんな花や植物への思いを作品に込めて表現しています。


繊密で繊細な筆致が魅力のSaori Ohwadaさんの植物画



◆植物の命を描く画家、Saori Ohwada
少しファンタジーな世界観で、緻密で繊細な植物画を描くSaori Ohwadaさん。どの作品からも植物の生命力が感じられます。個性あふれる姿や形はもちろん、成長を支える葉脈の模様など、Ohwadaさんが描く植物画には、植物の生命の表情があふれています。ユニークな植物たちの佇まいは、時に宇宙人に見えたり、愛らしさを見つけられたり。精緻でリアルな表現にこだわりながらも、独自の世界観が描かれています。


巨大球根植物 ブーファン・ディスティカ



Ohwadaさんは、デザイナーの経験を経て絵画の道に進みました。子どもの頃は緑豊かな環境が身近にあり、花や植物を大事にするご両親の影響を受けて育ちます。上京後、身体を壊して療養生活を送りますが、回復したあと、街で目にした何気ない木々の姿や緑が、これまで見たことがないほど輝いていて、強い感動を覚えたそうです。そして、以前から植物や樹木の写真をたくさん撮影していたことに気づき、その写真をもとに植物を描くことから、作品のスタイルができあがっていきました。


珍しい多肉植物 アリオカルプス



Ohwadaさんがついつい見てしまうのは、花ではなくて幹や枝。桜も、幹や枝の佇まいに心惹かれ、ついつい描きたくなると言います。それは幹や枝の存在があってこそ、花の命が支えられていることを感じるから。多肉植物も多くの作品のモチーフになっていますが、多肉植物が生まれた異国の場所や環境に身を置いて、命のルーツを感じてみたいとも。


塊根植物 パキポディウム・デンシフローラム



現在、Ohwadaさんの創作のエネルギーになっているのが、植物たちを育てること。朝や昼間は自宅の庭の植物たちに水やりをして、成長を確かめ、夜に作品を描いて過ごすことが、何よりも充実した生活スタイルになっています。植物たちの生命力に触れた瞬間、心がわくわくして、「描きたい!」という思いが強くあふれてくるそうです。花や植物の存在、健康な生活を送れるよろこび。見逃してしまいがちな「奇跡」に感謝して、命の尊さを植物の生命力を通して描いていきたいと願っているそうです。

◆葉菜桜花子の花のドレスアート
花びらや葉を画用紙に置いてイラストと合わせ、独自のフラワーアートを生み出しているのが、葉菜桜花子(はなさくら・はなこ)さんです。描かれているのは、ウエディングドレスやバレエの衣装を纏い、生き生きと輝く女性たち。とても華やかなイメージのものばかりですが、使われているのはチューリップやバラ、ダリア、パンジーなど、手軽に手に入る季節の花々です。


葉菜桜花子さんのフラワーアート



もともと花を飾ったり描いたりするのが好きだった葉菜桜さんですが、大切に飾った花が散ったり傷んだりしたときに、もう1回輝く場を与えてあげたいと考えました。散った花びら1枚1枚を画用紙に並べてみたところ、ドレスのように見え、創作のヒントに繋がったそうです。イラストと花びらで表情豊かに描かれた作品には、咲き誇る花とはまた違った、花の個性や色彩が輝いています。

葉菜桜さんの創作は、花を見たときの印象と花言葉から始まります。その花がどんなメッセージを持っているのかを知ったうえで、ドレスをどんなデザインにすれば、その花の衣装をまとった女性が輝くのかを想像して作っていきます。作品を眺めるだけで心が前向きになるのは、その花が最も輝くメッセージにあふれているからかもしれません。


春 チューリップ 花言葉は「思いやり」




夏 バラ 花言葉は「温かい心」




秋 ダリア 花言葉は「優雅さと気高さ」




冬 パンジー 花言葉は「思慮深い」



写真:『季節を彩る「はな言葉」-花のドレスと花言葉109』(扶桑社)より

「花びらに触れると命を感じる」という葉菜桜さん。「新鮮で元気な花は、それだけで美しく可憐で、目や心を癒してくれます。でも、花は生きています。散ってしまうことも、自然のはかない美しさです。そういった花たちをもう1度美しく輝かせたい」とおっしゃいます。そんな思いで作った作品は、SNSでも大人気。毎日届けられる季節の草花の美しさに、フォロワーは増え続け、最近では国内だけでなく、海外からの反響も多く寄せられています。

花や植物に抱く愛情や感謝の気持ちから生まれた、素敵なボタニカルアート。お2人の作品を通して、花や植物たちの命の声が聞こえてくるようです。

TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、隔週テーマでボタニカルな暮らしを紹介する「NOEVIR BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。10月17日(土)は、歌手の大橋純子さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聴き逃しなく。

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聴取期限 2020年10月24日(土)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:NOEVIR BOTANICAL LIFE
放送日時:毎週金曜8:38〜8:43
出演:鈴村健一(月〜木曜)、山崎樹範(金曜)、ハードキャッスル エリザベス
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/botanical/