ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。1月11日(火)の放送では『ボカロNight』を開催。10代のリスナーが、ボカロにあまり詳しくないというパーソナリティのこもり校長とぺえ教頭に、おすすめの1曲を紹介しました。



こもり校長:ボカロとは、VOCALOIDというヤマハが開発した音声合成技術(ソフト)のことらしいです。

ぺえ教頭:ピアノが有名なヤマハさんが!?

こもり校長:俺もびっくりした。初音ミク(クリプトン・フューチャー・メディアから発売されているボーカル音源)とか有名だよね。こういう初音ミクみたいな声を使って、パソコン(VOCALOID)に入力すると、自分の歌わせたいメロディを歌わすことができる、これがボカロ曲ということです。このボカロ曲を制作してYouTubeやニコニコ動画などにアップしているのが、ボカロPです。

ぺえ教頭:はい。

こもり校長:もともとハチという名前で活動していた米津玄師先生や、バルーンという名前で活動していた須田景凪先生、YOASOBIのコンポーザーをつとめるAyase先生、Adoさんの「うっせぇわ」を作ったsyudou先生もボカロP出身のアーティストです。

ぺえ教頭:知らなかったわ……!

こもり校長:去年の紅白で、まふまふ先生が歌っていた「命に嫌われている。」もボカロ曲です。で、まふまふ先生は歌い手というジャンルの方です。

ぺえ教頭:なるほどね〜。いろんなジャンル分けがあるわけね。


【リスナーがおすすめするボカロ曲】

◆「エリート」Chinozo
――YouTubeでたまたま出てきて聴いてみたら、明るくて気分が上がるような曲だったので、よく聴くようになりました。サビの後半にある『ラルラリラ ラルララララリラ♪』という部分が、一緒に歌いたくなるくらい明るくておすすめです。(13歳)


【Chinozo「エリート」feat.KafU】

こもり校長:このボカロPのChinozo先生は、2018年から楽曲の投稿を始めたそうです。2020年4月に投稿された「グッバイ宣言」という曲は、8512万再生(放送時)されていると(笑)。

ぺえ教頭:「グッバイ宣言」はわかるわよ。TikTokのコレよ(笑)。

こもり校長:シェーとお釈迦様が混じったみたいなポーズね。

ぺえ教頭:この「エリート」もすごくかわいい曲ね。

こもり校長:そうだね。(ボカロに詳しいスタッフによると)ボカロの中では、比較的リズムが遅いほうなんだって。

ぺえ教頭:そうか。早送りに聞こえるぐらい速いやつがあるのか。

こもり校長:人には歌えない音域だったりスピードみたいなものが、ボカロの魅力でもあるからね。

◆「テレキャスタービーボーイ - long ver.」すりぃ
――2分ちょっとの短い曲なんですけど、中毒性があって何回でも聴けます。1日5回は聴いています。すりぃさんの曲では「エゴロック」もおすすめです。(16歳)


【テレキャスタービーボーイ(long ver.) / すりぃ feat.鏡音レン】

こもり校長:(楽曲を聴いて)勢いがすごいな! ミュージックビデオも独特の世界観だね。これ、2000万回再生だって!

ぺえ教頭:体が動くわね。これちょっとハマりそう。最初の『大人になるほどDeDeDe』から好きよ(笑)。

こもり校長:歌詞ね!

ぺえ教頭:現実的な歌詞とポップな単語が合致している感じが、私のなかでは新しくてすごく好きだわ。

◆「少女レイ」みきとP
――友達から教えてもらった曲です。夏っぽいさわやかなメロディと、歌詞が深いので歌詞を見ながら聴くと、いろんな解釈ができる曲だと思います。(16歳)


【少女レイ/初音ミク ▶みきとP |Shoujorei/Hatsune Miku▶mikitoP】

こもり校長:(楽曲を聴いて)思った以上にさわやかだったわ。歌詞も人によって受け取り方が違う気がするというか。

ぺえ教頭:私は『本性が暴れ始める 九月のスタート』が好き。

こもり校長:俺もそこいいと思ったんだけど、そのあとの歌詞『次の標的に置かれた花瓶 仕掛けたのは僕だった』がどういう状況のことをいっているのか俺には難しくて……。

ぺえ教頭:恋愛なのか何なのか?

こもり校長:そうだね。学校で何が起きているんだろう? って想像したり。歌詞はさわやかなことだけじゃないな、って思った。

ぺえ教頭:聴けば聴くほど味が出てくるわね。

こもり校長:(リスナーに)どういうときに聴くの?

リスナー:気分が落ち込んだときとかに聴くと、メロディのさわやかさでスカっとします。前は悩んでいたときに、コメント欄を見ながらよく聴いていました。

こもり校長:コメント欄にはどんなことが書いてあるの?

リスナー:この曲を教えてくれたのが、中学のときに好きだった同性の友達なんです。「いい曲だから聴いてみて」って教えてもらったんですけど、コメント欄から同性に対する恋愛感情もテーマに入っている曲というのを知ったんです。偶然だけど自分と同じようなことで悩んでいる人やテーマがネットの中にはいっぱいいる、というのを知って温かい気持ちになりました。

ぺえ教頭:どのあたりに、同性への恋愛のメッセージが込められているのか……どこなんだろう?

リスナー:MVのイラストにも女の子2人が描かれていたりとか……。

ぺえ教頭:なるほどね〜。こういうところからわかってくるんだね。コメント欄も見たくなったわ。

こもり校長:いろんな見方ができる曲を教えてくれてありがとう。(ボカロ曲に)また違う魅力を感じた!

――リスナーから届いたメッセージを紹介
【ボカロっておもしろいし、なんだか深いな……。みんながハマる理由がわかってきた気がする】(15歳)

ぺえ教頭:わかる! 深いのよ。こんないろんな聴き方ができるものだとは、正直知らなかった。

こもり校長:そうだね。知るまでは、機械の声が歌っているし、ボカロPがシステムに歌わせている……というのが、なんか難しく思ったけど。

ぺえ教頭:イメージと偏見が先行しすぎていた……って思った。



このほかには、kemuによる「地球最後の告白を」、傘村トータによる「15歳の主張」が紹介されました。

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聴取期限 2022年1月19日(水)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/