吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。5月28日(土)の放送では、「へちま産業」代表の瀧田秀成(たきだ・しゅうせい)さんに、「へちまのたわし」についてお話を伺いました。


環境にやさしい「へちまのたわし」



富山県射水市(いみずし)。北アルプス立山連峰を仰ぐ、自然豊かなこの町で作られているのが、「へちまのたわし」です。

この地域で約40年の歴史を持つへちま栽培ですが、その目的は、「町おこし」。

町の人々が立ち上げた「へちま生産組合」がベースとなり、立山連峰の雪解け水を使った農薬・化学肥料不使用のへちまを、今日まで作り続けてきました。


富山県射水市のへちま畑



「へちま」は、たわしや化粧水でよく知られていますが、食べることもできる万能植物。たわしになるのは、その「実」の部分です。

完熟したへちまの「実」を収穫して、大きな桶に漬け込み、やわらかくなったら皮を剥ぎ取って、天日干しにする。

たわしが完成するまでの工程は、すべて手作業でおこなわれます。

「固いイメージを持たれるかもしれないけど、水分を含ませるとやわらかくなります。徐々に手になじみ、少しの洗剤でもスッキリと洗い上がります」

そう教えてくれたのは、瀧田さん。3ヵ月から半年ぐらい使えるため、耐久性も優秀で、使用後は細かく切って、土にも還すことができるそうです。


天日干しは大事な工程のひとつ



いろいろな人に、「へちまのたわし」の魅力を知ってもらいたいと話す瀧田さん。

「特に、子どもたちは学校でへちまを栽培して、観察もしていると思うんですね。でも、実ったへちまを、そのままにしている学校も多いと聞いています。子どもたちには、収穫体験をして、たわしにして実際に体を洗ってみるとか。ボロボロになったら土に還るので、環境にもいいですし、ぜひ、使っていただきたいなと思います」


完成するまでの工程は、すべて手作業



環境や人の手肌、そして、食器にもやさしい「へちまのたわし」。

射水の自然の恵みを、暮らしのなかに、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55〜14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/miraizukan/