
(左から)KYONOさん、逹瑯
逹瑯:『S.A.L』はセカンドアルバムということで、曲ってどういうところから作っているんですか?
KYONO:自粛期間中もずっと作っていたんですけど、たまに散歩したり近所をプラプラ歩いていると、メロディとかリズムが浮かんできたりして、そういうのを家に帰ってパソコンを使ってコツコツ打ち込み、ギターを弾き、ベースを弾き、みたいな。
逹瑯:これ“散歩のスピード感”じゃなくないですか(笑)?
KYONO:ハハハ(笑)。歩く速度はそんなに速くないんだけど、頭のなかではめっちゃ速く動いているんで。
逹瑯:ですよね、すごいなぁ(笑)。曲を作るときはリズムからですか? メロディからですか?
KYONO:結構メロディから浮かぶ場合が多くて、まずサビのメロディが浮かんで、“そこに持っていくにはどうしたら面白いか”とか。まぁAメロから浮かぶ場合もあるんですけど、KENJI(Kj/ Dragon Ash)が参加してくれている「THE WAY feat.Kj(Dragon Ash)」っていう曲とかはAメロから浮かんだり。
逹瑯:今作はフィーチャリングアーティストとしてDragon AshのKjくんと10-FEETのTAKUMAさんが参加されていますけど、2人とは関係性も長いんですか?
KYONO:そうですね、付き合い自体は長くて。わりとイベントで会ったりとか、対バンしたりとか、お互いのライヴを観たりとか。そういう関係ではあったかな。
逹瑯:この2人、ステージの佇まいとか存在感とか。人間力みたいなのがすごく好きなんですよ。
KYONO:そうですね、人間的にもすごく面白い2人ですよ。それと声の艶がすごくあるなと。あとハイ(トーン)の成分が、自分より全然パキっとしていて、自分より目立つ声をしているから。本当に“ヴォーカリストの声だな”って。
逹瑯:いや、それで言ったらKYONOさんの声も一瞬聴いたら超テンション上がりますけどね。「これこれこれ!」っていう。
KYONO:そうですか(笑)? わりと自分の声はこもっていたりするんで。
逹瑯:抜けてくる抜けてこないじゃなくて、声質が好きです。個性というか、出したいけどなかなか真似して出せない“その人にしか出せない声”というか、それがすごく心地いいから、やっぱりヴォーカリストに求められるのってそこかなって気がするんですよね。憧れます。
KYONO:確かに、個性は絶対にあったほうがいいと思いますね。
逹瑯:有線で曲が流れていたら、一発で「これ、KYONOさんだな」ってわかるんで。
KYONO:それは嬉しいですね。
◎11月14日(土)放送の「JACK IN THE RADIO」は、DEZERT(デザート)から千秋さん(Vo)が登場します。どうぞお楽しみに!
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聴取期限 2020年11月15日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:JACK IN THE RADIO
放送日時:毎週土曜25:30〜26:00
パーソナリティ:逹瑯(MUCC)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/jack