さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYO FMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。7月20日(土)放送のテーマは「アイスコーヒー」。今回は2017年のJapan Barista Championshipで優勝するなど、バリスタとして活躍している石谷貴之さんに「おいしいアイスコーヒーを作るコツ」を教えていただきました。
(TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2019年7月20日(土)放送より)

※写真はイメージです。



── アイスコーヒーの基本的な作り方を教えて下さい

ホットコーヒーの場合、粉の量に対してお湯の量は15倍というのが一般的です。粉が15gなら、お湯225gですね。アイスコーヒーの場合は、お湯の量を8倍にします。そうやって濃く抽出したコーヒーに氷を100g入れて急冷すると、コーヒーの香りが瞬時に閉じ込められ、味も引き締まるので、おいしいアイスコーヒーになります。

豆については、好みによります。スッキリした味わいが好きなら酸味のある豆ですね。それは焙煎の色味を見て判断します。

色の濃い豆は苦味が強く、色が薄い豆は酸味が強いので、お好きなほうを選んでください。産地によっても味は違いますが、焙煎の度合いのほうが大きく違いが出ます。

── 豆を選ぶときのコツはありますか?

深煎りの場合、豆の表面に油が出ているくらいの深煎りだと、ちょっと嫌な苦味が出てしいます。ですから、油の出ていない豆を選んでいただいたほうがおいしく飲めるでしょう。専門店で見比べれば、豆が油でテカテカしているのですぐにわかります。

ここ5年くらいは、生産国や地域、農園までわかるようなスペシャルティコーヒーが人気です。エチオピアはフルーティーでフローラルな香りがしますし、ブラジルはナッツやチョコレートみたいな味がします。

中米系のコーヒーは、オレンジのような柑橘系の風味。そんな違いがわかるよう、焙煎の度合いを抑えた浅煎りのアイスコーヒーが専門店では多くなっています。

ただ、日本は喫茶文化なので、苦味系のアイスコーヒーを求めているお客さんが多いのも事実です。こちらは深煎りにすれば、どんな産地の豆でもそれほど変わらない味になります。

── 水にもこだわった方が良いのでしょうか?

コーヒーには軟水が良いと言われています。日本はもともと軟水の国なので、浄水器のついた水道水ならまったく問題ありません。こだわる方はコンビニで水を選んでいらっしゃいますね。そうすると若干ですが、味に違いが出ます。でもその辺は好みです。

ミルクを入れるなら、苦味との相性が良いので焙煎の深い豆を使うとおいしいと思います。カフェオレなら、ミルクとコーヒーが1対1くらいが一般的です。

シロップは、意外に酸味系のアイスコーヒーにも合います。エチオピアのフルーティーなコーヒーにちょっとだけシロップを垂らすと紅茶っぽくなるので、ぜひ一度お試しください。

TOKYO FMの「ピートのふしぎなガレージ」は、《サーフィン》《俳句》《ラジコン》《釣り》《バーベキュー》などなど、さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介している番組。案内役は、街のはずれの洋館に住む宇宙人(!)の博士。彼のガレージをたまたま訪れた今どきの若者・シンイチと、その飼い猫のピートを時空を超える「便利カー」に乗せて、専門家による最新情報や、歴史に残るシーンを紹介します。

あなたの知的好奇心をくすぐる「ピートのふしぎなガレージ」。7月27日(土)放送のテーマは「虫除け」。お聴き逃しなく!

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聴取期限 2019年7月28日(日) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:ピートのふしぎなガレージ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国37局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週土曜17:00〜17:50(JFN各局の放送時間は番組Webサイトでご確認ください)
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/garage