ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」。毎週月曜にお届けしている「SOCIAL LOCKS!」のコーナーでは、生まれた環境のこと、性のこと、障がいのことなど、周りとの“違い”について悩んでいるさまざまな10代の声を届けています。

最終回となる10月31日(月)の放送では、以前、自身が抱える吃音症についてのメッセージを投稿した13歳のリスナーが登場。中学生になった現在の状況を聞いたパーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が、勇気を持って伝えることで変わる自身の気持ちや環境について語りました。


ぺえ教頭とこもり校長


◆リスナー(13歳 / 中学1年生)から届いたメッセージ
――あの日、勇気を出して話して本当によかったです

私は2月の「SOCIAL LOCKS!」で、「もしクラスに吃音症の子がいたら、話し始めるタイミングまで少し待ってもらえると助かります」というメッセージを送りました。今回は、みなさんに報告があり、またメッセージを届けさせてもらっています。

「SOCIAL LOCKS!」が放送された次の日に学校に行くと、友達から「『SCHOOL OF LOCK!』聴いたよ。そうだったんだね」と声をかけられました。自分の吃音症のことは周りには伝えていなかったのですが、自分だと気づいてくれて「自分の症状を知ってくれた」「理解してくれている人がいる」と、初めて安心することができました。

4月からは中学生になり、新しい人とたくさん出会うなかで、苦手な自己紹介も先生の助けを借りながらなんとか乗り越えることができました。中学校生活は、本当に楽しく過ごせています。新しくできた友達にも、自分の吃音症のことを話しているからです。知ってくれている安心感が、とても大きいようです。

最後に、こもり校長、ぺえ教頭、(番組の)掲示板や廊下(ツイッター)のみなさんへ。

吃音症について理解しようとしてくれて、寄り添う言葉をたくさんくださって、本当にありがとうございました。みなさんの言葉のおかげで、最近は少し自信をもって生活できています。あの日、勇気を出して話してみて本当によかったです。

◆こもり校長とぺえ教頭が思うこと
――これからも、素直な言葉や思いを伝えていってほしいな


こもり校長


こもり校長:めちゃくちゃ嬉しい報告だったね。

ぺえ教頭:そうね、とても沁みました。

こもり校長:こういうふうに、また報告をしてくれて、俺たちもすごく自信がついたというか。思ってくれたことを届けてくれて、自分たちもそれを聞いて発信して、またそれが誰かに届いている……。

ぺえ教頭:そうだね。

こもり校長:いまは1つのことかもしれないけど、もしかしたらこれと同じ現象が全国でも起きているのかもしれないと思うと、この喜びって1個だけじゃないのかもなって思う。

ぺえ教頭:そうだね。何より、勇気を持って発信したから、この幸せや喜びに繋がったんだからね。このことは、自信にしてほしいね。これからも、素直な言葉や思いを伝えていってほしいなとあらためて思いました。

こもり校長:僕たちもそうだし、聴いてくれている生徒(リスナー)のみんなもそうだけど、「これでおしまい!」ということではないよね。たぶんここがきっかけだし、ここがスタート地点だと思うし。みんなが居心地のいい、みんなで寄り添いあえるような社会にできたらといいなと心から思う。あらためて、声を届けてくれて本当にありがとう。


ぺえ教頭


「SCHOOL OF LOCK!」では、11月7日(月)に「『SOCIAL LOCKS!』スペシャル」を放送します。同番組も参加した超ダイバーシティ芸術祭「True Colors Festival」のアンバサダーであるryuchellさんと、パフォーマーのDAIKIさんをゲストに迎え、同イベントを振り返ります。

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聴取期限 2022年11月8日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/