アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。8月9日(月・振休)の放送は、高木ブーさんがゲストに登場。6月に「高木ブー画集 - ドリフターズとともに -」(ワニ・プラス)を出版した初の画集のことや、ザ・ドリフターズメンバーについて語りました。


(手前から)高木ブーさん、坂本美雨


◆ドリフ時代から描きためてきた絵が画集に

坂本:ちょうど1年前にリモートでご出演いただき、そのときは「志村けんが夢に出てくるんだ」なんてお話もしてくださいました。6月には志村さんの(故郷である東京・東村山の駅前に、志村さんの)銅像が設置されました。(ブーさんは、銅像の除幕式にも出席されていましたが)どんな感じでした?

高木:さすがによくできていましたね(笑)。ただね、それはつい最近の志村で、若い頃の志村じゃないんだよね。俺だったらちょっと文句言っちゃうな(笑)。

坂本:ブーさんのなかでは、“これが志村さん”というイメージがあるんですね。

高木:何十年も一緒にいましたからね。最初は付き人として入ってきて。(当時は)かわいい普通の高校生でしたから。それを考えると死ぬ頃の志村は、もうベテランで。

坂本:私もそんなキラキラしていた頃の志村けんさんにお会いしてみたかったです。今回、「高木ブー画集 - ドリフターズとともに -」が発売されました。

高木:ここにある絵は、どれもいつ頃描いたのかわからないんですよ。絵を描いた日にちを書いていないのでね。なんとなくはわかるんだけど、はっきりした日はわからない。ところがね、長(いかりや長介)さんと志村の“頭”を見れば大体わかる。最期のほうは、志村も長さんも髪の毛がないからね(笑)。

坂本:画集には、ブーさんが30年ぐらい描きためた絵が収められているんですよね。

高木:最初は年賀状の裏に描いていたんです。「ドリフ大爆笑」の“雷様”をハガキの裏に描いたのが始まりなんだけど。当時は、まぁ下手くそで(笑)。3年ぐらい描いて、だんだん上手になっていったというか、見られるようなものになって。それから、ちゃんとした“絵”として描くようになったんだよね。

坂本:画集にはドリフ時代のコント場面なども出てきます。そして、途中からはバカ殿(「志村けんのバカ殿様」で志村さんが演じるキャラクター)なども出てきますね。

高木:前半の絵はドリフのコント集で、後半は“ドリフのメンバーがこんなことをしたら面白いんじゃないかな?”っていう僕の空想なんだよね。

坂本:一人ひとりの個性もよく描き分けられていますね。

高木:それぞれのキャラクターや表情は、既に出来上がっていたからね。加藤(茶)は「加トちゃんぺ」の顔で、仲本(工事)はメガネと体操着があれば仲本になる。志村は「変なおじさん」とかね。長さんは(特徴的な)くちびるだね(笑)。本当はあんなに出っ張ってないんだけどね。絵が上手・下手じゃなく、“その顔”をつければ、その人になっちゃうんだよね。

坂本:ブーさんは、雷様の格好でウクレレを持っていますね。

高木:よく、「ブーだけかわいい顔をしている」って言われるんですけどね(笑)。

来週のゲストは、9月13日(月)シンガーソングライター・カジヒデキさん、14日(火)映画「竜とそばかすの姫」監督・細田守さん、15日(水)バンドネオン奏者・小松亮太さん、16日(木)NONA REEVES・西寺郷太さんです。どうぞお楽しみに!

<番組概要>
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週月〜木曜11:00〜11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/dear/