
(左から)逹瑯、山田将司さん、遠藤仁平さん
逹瑯:MUCCとCOCK ROACHの出会いは……。
遠藤:ラジオのオムニバス。あれがたぶん10代の頃かな。
逹瑯:でも、茨城県のライブハウス「mito LIGHT HOUSE」で活動してたバンドで、ジャンルもハードコア、メロコア、パンクのジャンルと、めちゃめちゃヴィジュアル系のジャンルで分かれていたけど、同い年で同じ箱でやってるっていうところで、COCK ROACHは避けて通れなかったから。あの当時は“異様で絶対的”だったから。
遠藤:いやいやいや……。
逹瑯:あの音楽性であんだけモッシュ(ライブ中、ファン同士が激しくぶつかり合う行為)とかして暴れ回っていたのって、「mito LIGHT HOUSE」だけじゃない?
遠藤:たぶん茨城自体が、ああいう暗い音楽でも全然ダイブとかモッシュとかする、ちょっとクレイジー(なノリ)だったような気がするんですけど。まぁ今よりはもうちょっと(音楽性が)ポップとか、パンクロック寄りだったのかなっていうのはありつつも、“茨城系”とよく呼ばれる……たぶんMUCCもそうだと思うんだけど、ちょっとくすみがかったというか。
逹瑯:そういうのが多いよね。
山田:暗い感じのね。
遠藤:そうそう、垢抜けないっていう。
逹瑯:BRAHMANがいて、COCK ROACHがいて、山田くん(THE BACK HORN)もいて。こっち(ヴィジュアル系)で言ったらcali≠gari(カリガリ)がいて、ラヴィアンローズもいて。今だったら真空ホロウも、(石崎)ひゅーいくんもいて。みんな一癖も二癖もあって……。
山田:あるね〜。
逹瑯:いいアーティストはいっぱいいるんだけど、なぜかみんな超メインストリームに上がってこないっていう(笑)。
山田・遠藤:ハハハハ(笑)。
山田:根っこになんか、重くて暗いものを抱えている感じだよね(笑)。
逹瑯:でも同い年のTHE BACK HORN、COCK ROACHって、個人的には特にここのシンガーにものすごくコンプレックスがあったから、それがこうやって一緒にやれるのはすごいなって思って。
山田:俺から見ると本当、逹瑯と仁平がこうやって一緒に存在しているところを見れるのは貴重でしょうがない。
遠藤:(会うのは)ご無沙汰だよね。僕自体が、アコースティックバンドに行っちゃっていたっていうのもあって、結構離れていた部分もあるんだけど、でも、本当にこうやってまた呼んでもらえたのは、ヒカリノハコが繋げてくれた縁でもあるしね。
◎11月7日(土)放送の「JACK IN THE RADIO」は、WAGDUG FUTURISTIC UNITY(ワグダグ・フューチャリスティック・ユニティ)として活動中のKYONOさん(Vox)が登場します。どうぞお楽しみに!
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聴取期限 2020年11月8日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:JACK IN THE RADIO
放送日時:毎週土曜25:30〜26:00
パーソナリティ:逹瑯(MUCC)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/jack