高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。毎週木曜日は、文筆家の古谷経衡さんとお届け。1月30日(木)の放送では、日本の食品ロス問題について話し合いました。



年間約643万トンも発生する日本の食品ロス。昨年10月には食品ロス削減推進法が施行され、食品ロスの軽減に関する消費者の意識・関心は高まりつつあります。

食品小売業から発生する食品ロスは、およそ1割を占め、コンビニのおでんも食品ロスにつながるとして、注文を受けてから店員が容器に入れて、レンジで温めて提供するケースも。

そんななか、飲食店の食材をシェアリングする月額定額制サービスも誕生。アプリ「フードパスポート」は、飲食店が余った食材を使った料理を掲載し、ユーザーは月額980円でその料理を1日1回、月に10回まで食べることができるサービス。要は“食品ロス対策のサブスク”です。

こうしたサービスが誕生する一方で、賞味期限への過剰な反応に警鐘を鳴らすのは古谷さん。「日本の消費者は、“新鮮なもの”を求める傾向がある。これに応えるため、食品業界が食品・加工品に対して、科学的根拠のない早期の賞味期限を設定している。本当はそんなことをする必要はないのに」と話します。

消費者が新鮮さを過度に求める“新鮮ブランド信仰”が日本にはあると言い、「食べられるものは、全部の期間まるまる使って食べたほうがいいのでは。新鮮で新しいものを求める消費者、それに応える食品業界があるから、廃棄食材が増えてしまう」と意見しました。

この日は、“食品を無駄にしないためにしていること”をリスナーから募集。なかには、配送ドライバーのリスナーから「スーパーなどで商品を陳列していると、奥や底から商品を取るお客さんをよく見ます。またお店側も在庫があるのに発注して、古い商品は冷凍庫に眠ったままの場合も。双方の意識を変えないとダメなのかも」といった指摘も。

たかみなが「確かに野菜が並んでいるのを見て、新鮮なものを選ぼうとする自分もいる」と反省すると、古谷さんも「僕もある」と同意しつつ、「欧米やアジア圏は品揃えが少ないけど、日本は別。それだけ消費者の流行り廃りや新鮮さに敏感に応えてしまっている。消費者も業界も、どちらの意識も変えなければいけない。おっしゃる通り」とうなずいていました。

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【番組概要】
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS:
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