ミュージシャン、デザイナー、作家、俳優、職人など、異なるフィールドを舞台に活躍する“ふたり”が語らうTOKYO FMの番組「三井ホーム presents キュレーターズ〜マイスタイル×ユアスタイル〜」。2月5日(金)放送ゲストは、上野万梨子さん(料理研究家)×はなさん(モデル)。ここでは、食をめぐるお話で盛り上がりました。


上野万梨子さん、はなさん


◆自分の体の声を聞く

はな:パリに住んでいると、食に対する気持ちは日本に住んでいるときとはまた違いますか?

上野:日本でもフランスでも変わらないかもしれないけれど、自分がそのときに食べたいと思うものを食べるのが、私は一番だと思っているんです。

はな:私もそう思います。

上野:栄養学の先生には、ちょっとお話できないような食生活というか、私は自分に必要なものを、自分が欲していると信じているので。たとえば、「今日はレバーが食べたいな」と思ったときは、「レバーを食べなさい」という天の声かなと思い、それをしっかり食べる。そのとき、野菜がちょっと不足気味でも、それはまた違うときにカバーすればいいと思っているので。

はな:まったく同じです。「焼肉を食べたい」と思ったら、野菜は頼まないですよね。

上野:自分の体が必要としているものが何なのかを、自分で察知できる体を作ることは大事だと思う。

はな:その日に食べたいものを決めるので、家の冷蔵庫は、わりとすっからかんですね。自分の体に正直になるのがすごく大事なことだと思うので。

上野:健康ということよね。

はな:その声が聞こえてこなくなったら、逆に危険信号かもしれないということですよね。上野さんのInstagramをいつも拝見していて、美味しそうだなと思っています。

上野:はなさんも、ずいぶん(料理を)作っていますよね。

はな:お菓子は、ずっと手作りしているんですけど、学校に通ったことがないんです。ただ、小学校の頃から作り続けています。さすがに日本料理は1年間学びました。包丁の使い方や出汁の取り方など、基礎を学びたいと思って。もともと中華料理店の孫なので、コックさんが火力の強いところで中華料理を作っているところを見ていたし、家でもできるものもあるんだなと思って、いろいろ作っていますね。

上野:日本の家庭の台所には各国の調味料や調理道具があって、日本は非常に特異な国ですよね。本当に素晴らしいことだと思います。日本人が、日本語が通じないのに美味しいものを求めて世界の隅々まで旅するのは、非常に面白いことだと思いますね。

はな:根っからの食いしん坊ですね。

上野:好奇心はありますよね。

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上野さん初の書き下ろしエッセイ「パリのしあわせスープ 私のフランス物語」は、世界文化社から発売中です。

▶▶番組Webサイトでは、放送内容をPodcastで聴くことができます。ぜひお聴きください!

次回2月19日(金)放送のゲストは、コウケンテツさん(料理研究家)×くわばたりえさん(クワバタオハラ)です。どうぞお楽しみに!

<番組概要>
番組名:三井ホーム presents キュレーターズ〜マイスタイル×ユアスタイル〜
放送日時:毎週金曜 17:00〜17:25
ナビゲーター:田中麗奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/curators/