手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「防災FRONT LINE」。今回の放送では、東京ガス 広報の塩澤佑太さんに、「マイコンメーターの復帰手順」についてお伺いしました。


※写真はイメージです



1月17日(月)で阪神淡路大震災から27年になります。この震災では、6,434人の犠牲者と3人の行方不明者、全壊約10万5,000棟、半壊14万4,000棟、一部損壊が39万506棟もの住宅被害がありました。

また、293件で火災が発生し、85万7,400戸のガス供給が停止。そして、低圧ガス導管を中心に2万6,000ヵ所を超える被害が発生し、ガスの復旧に約3ヵ月を要しました。

震災後、ガス会社各社は地震対策をおこないました。折れにくいポリエチレン製のガス導管に取り替え、各家庭のガスメーターをマイコンメーターにして、震度5以上の揺れで自動遮断するようにしました。

また、二次災害防止のため、供給エリアをブロック化し、そこに地震計を設置することで、震度6程度の揺れを感知したブロックだけを自動遮断できるような対策もおこなってきました。

マイコンメーターとは安全機能のついたガスメーターのことで、震度5以上の地震があると、ガスの供給が遮断されます。なので、万が一に家庭内の配管に被害があったとしても、そこにガスは供給されていないので、被害を食い止めることができます。

また、このマイコンメーターは私たち自身で復帰することができます。ガスメーターが地震の揺れを感知してガスを止めた場合、再びガスを使えるようにするための手順を確認していきましょう。

◆マイコンメーターの復帰手順
1.すべてのガス機器を止めます。

2.ガスメーターのキャップを外します。

3.ボタンをゆっくり押し込み、すぐに手を離します(※キャップがなく、ゴム製の黒いボタンが付いているガスメーターもありますので、同様にボタンを押して、手を離してください)。

4.ボタンを押したら、そのまま3分待ちましょう。そのあいだ、ガス機器は使用しないでください。

5.3分後、ガス漏れなどの異常がなければ、ガスを使うことができます。

それでもガスが使えないときは、ガス会社まで連絡をしてください。もしも地震が起きたとき、そして、その後のガスの復旧作業の手順を知っていれば、慌てることもありません。

塩澤さんは、「大きな地震が発生した際は、まずは身の安全の確保を優先してください。大きく揺れているときに火に近づくのは危険です。慌てて火を消しに行かなくても、ガスメーターがガスを止めてくれるので安心してください。

揺れが収まりましたら、すべてのガス機器を止めて、ガスくさくないことを確認してから、ガスメーターの復帰操作をお願いします。いざ地震が起きたときにも慌てないように、この機会にぜひ、自宅のガスメーターがどこにあるのかを確認してみてください」と呼びかけます。

いざというときに自分でおこなえる行動や知識は、今のうちに身につけておきましょう。

<番組概要>
番組名:防災FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25〜8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/