結成15周年を迎えたロックユニットGRANRODEOのボーカル・KISHOW(谷山紀章)とギタリスト・e-ZUKA(飯塚昌明)がパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて」。5月12日(火)の放送は、レギュラー選曲企画「ハートに火がつく、プレイリスト!」をお届け。「トリビュート」をテーマに、お気に入りのカバー曲を紹介しました。



パーソナリティのGRANRODEO(左からe-ZUKA、KISHOW)



毎回、お題に沿った楽曲を、ふたりが音楽サブスクリプションサービス「Spotify」からセレクト。Spotify上のプレイリストをどんどん更新していく、番組おなじみの選曲企画「ハートに火がつく、プレイリスト!」。今回は、5月13日(水)より先行配信リリースが始まったGRANRODEO初のトリビュートアルバム『GRANRODEO Tribute Album "RODEO FREAK"』にちなんで、「トリビュート」がテーマに! KISHOWとe-ZUKAが、思い入れのある洋楽カバーソング、トリビュートソングをセレクトしました。

【KISHOWお気に入りのトリビュート曲】
「タイム・トラベル」(GILLE)

KISHOW:お題をもらってすぐに思い浮かんだのが、GILLE(ジル)さん。女性の日本人のソロシンガー。もともとデビューの方法として、自分の出生とか国籍とかを隠して、いろんなアーティストのカバー曲を英語でリリースしていくコンセプトの人だったんですよ。

e-ZUKA:ほう。

KISHOW:日本のJ-POPも、すごくネイティブな英語で。2012年ぐらいにデビューされて、いまはウィキペディアなどで“宮崎県出身の女性シンガー”という素性も明らかにされている。僕が初めてGILLEさんを聴いたのは、2014年のGRANRODEOのツアー。飛行機に乗るじゃない? あのときはJALだったと思うんだけど。

e-ZUKA:GILLEでJAL。

KISHOW:あははは! そっか、GILLEだからJALだったのかな(笑)。機内で音楽が聴けるでしょ、そこにGILLEさんの特集チャンネルがあって何気なく聴いていて。2014年の頃にはもう日本語でしゃべっていたから、“あ、そう(日本人)だったんだ”と思ったんですね。そのときに聴いたのが、チェッカーズの「I Love you, SAYONARA」。

e-ZUKA:ほう。

KISHOW:もともと、僕はチェッカーズがすごく好きだったし「I Love you, SAYONARA」のカバーがめちゃくちゃ良くてね。たぶん北海道に行きながらだと思うけど、良すぎてずっと泣いてたんだよ。“なんてええ曲や〜!”って。

e-ZUKA:飛行機が怖すぎてじゃないの(笑)?

KISHOW:その怖さを忘れるぐらい、楽曲が良すぎた。それを今回紹介しようと思ったんだけど、残念ながらSpotifyに見つからなくて(※注:後で見つかりました!)。それで、「I Love you, SAYONARA」の次に僕に刺さったのが、原田真二さんの「タイム・トラベル」という曲。もちろんe-ZUKAさんは知っていると思うけど、あれ、すごい曲じゃないですか。

e-ZUKA:うん。素晴らしい曲ですね。

KISHOW:あれを英語でカバー。本家に劣らず良くて、ぜひ皆さんに紹介したいと。

e-ZUKA:ずるいですよね。“いいな!”としか言えないし、やっぱり英語ってなんかずるい。いまの子たちは思わないかもしれないけど、僕らの世代だと、英語になっちゃった時点で、“お、いいな”と(笑)。

KISHOW:そうなんだよ!

e-ZUKA:このコンプレックスはいつ消えるんだと(笑)。

KISHOW:消えないですよ、これは。

e-ZUKA:(英語カバーは)曲の良さも際立ちますね。僕、原田真二さんが大好きでしたから。もちろん原田芳雄さんも大好きですから、嫌いな原田がいないっていう(笑)。スピッツさんもやってなかったっけ、このカバー。

KISHOW:そうそう! 草野(マサムネ)さんが歌っていました。

e-ZUKA:もう、嫌いな草野もいないですよ(笑)。

KISHOW:草野仁(ひとし)さんもかな(笑)?

【e-ZUKAお気に入りのトリビュート曲】
「Dee」(オジー・オズボーン)

e-ZUKA:トリビュートと聞くと、僕はオジー・オズボーンのアルバムが、すぐ浮かんできちゃうんですよね。(オジー・オズボーン・バンドの)ランディ・ローズというギタリストが、1982年に亡くなっちゃったんですね。その5年後、87年に生前のライブテイクを集めてライブ盤を出したんですよ。そのタイトルが『トリビュート〜ランディ・ローズに捧ぐ』。そこで、トリビュートという言葉を知ったかもしれないな。

KISHOW:あぁ〜。

e-ZUKA:ライブ盤なんだけど、1番最後にギター1本だけで弾いているインストの曲があるんです。ファーストアルバム(『ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説』)に入っている曲のアウトテイク。原曲は50秒ぐらいしかないんだけど、アウトテイクは4分くらいあるんです。

KISHOW:おお? どういうことなんだ、それは。

e-ZUKA:どういうことかと言うと、(ランディ・ローズが)録音しているところをずっと回しているんです。要するに、上手く弾けないわけ。失敗して失敗して、もう1回やらせてくれ、また失敗……という記録を、全部録ってあるわけです。曲名は「Dee」というんですが、僕らの世代にはすごく有名な曲。クラシカルなアコースティックの曲で、僕も大好き。でも、学生のときはコピーしきれなかったんですよ、ちょっと難しくて。指弾きだし。

KISHOW:うん。

e-ZUKA:それで、しばらく忘れていたんですけど、YouTubeが出始めて完コピしている人の(動画)を観て、俺ももう1回コピーしたいなと。じつは何年か前……僕らのPierrot Dancin'ツアー(GRANRODEO LIVE TOUR 2017 Pierrot Dancin')だったかな? ギターソロコーナーで、たまに弾いていたことがあるんです。上手く弾けなかったから、全ツアー中、1回か2回しかやってないけど(笑)。

KISHOW:あはは。

e-ZUKA:コアなファンの人には、「e-ZUKAさん、『Dee』を弾いてましたね」と言われるんだけど、なかなか知らないですよね。トリビュートのほうの(アウトテイク)は長いし、失敗しているところもあってかわいそうなので(笑)、ランディ・ローズが、23歳に録ったファーストアルバムのオリジナルを聴いていただきたいと思います。もう1回、“ステイホーム”のあいだに完コピしますよ、僕は。

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<番組概要>
番組名:GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて
パーソナリティ:GRANRODEO(KISHOW、e-ZUKA)
放送日時:毎週火曜21:00〜21:30
番組Webサイト:http://mv-sp.gsj.bz/view.page/menu/program/gr/mada2/top