手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「防災FRONT LINE」。9月4日(土)の放送では、もしもの“災害時”に備えておきたい、「緊急予備資金」についてお届けしました。


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防災週間(8月30日(月)〜9月5日(日)まで)では、防災グッズの点検をしたり、家族防災会議を開いたご家庭もあったのではないでしょうか?

あなたは、水や食料を含めた防災グッズ、防災バッグの準備はバッチリだと思っていませんか?

では、地震、台風、洪水などの被害を受けたときに必要な「緊急予備資金」の準備はどうでしょうか? 今回は、「緊急予備資金」の必要性や目安となる金額、資金の準備の方法を紹介します。

そもそも、この「緊急予備資金」とは、不測の事態で出費が必要になったり、収入が減ったりしたときのために準備をしておく、“緊急用のお金”のことです。

不測の事態は、事故や病気なども含まれますが、災害もその1つです。こうした状況に備えて、保険に加入されている方もいらっしゃると思いますが、保険金の支払いには時間がかかることもあります。

そのため、すぐに使えるお金として「緊急予備資金」を準備しておくと安心です。

さて、災害時にはどんなことにお金が出ていくと想像しますか? 代表的な出費例を紹介します。

①一時避難、遠方の実家や親戚の家に避難する場合の交通費
②ホテルなどの一時的な滞在費
③避難の際に持ち出せなかった衣服や日用品の購入
④食料などの生活費
⑤壊れた家財道具の買い替え費用
⑥家屋の修繕工事

特に、①〜④は避難直後や避難中から必要になるお金です。緊急予備資金として準備しておきたい金額は、家族構成によっても異なります。

例えば、会社員の例を挙げて、緊急予備資金の目安を考えてみましょう。会社員の世帯なら生活費6ヵ月分程度が目安となります。怪我をしたら、会社から健康保険の傷病手当や、雇用保険の基本手当を受けられる場合があります。

しかし、申請から1〜2ヵ月かかるので、受け取るまでに時間がかかってしまいます。半年分あれば安心です。家屋の修繕や家財の買い替えは大きな金額になるため、緊急予備資金だけでは足りないケースもあります。政府の公的支援制度を活用する、火災保険や地震保険に加入するなど、損害に備えることも安心につながります。

普段から家計簿をつけていなくて、そもそも1ヵ月あたりの生活費を把握できていないご家庭は、もしもに備えて準備するために、まず1ヵ月あたりの生活費がどれだけかかっているかを知るところからはじめましょう。

災害時には、ATMがストップしてお金を引き出せないという状況になることも。長い避難生活になった場合、防災の備えのなかに「お金の備え」も必要不可欠です。

さて、9月はJFN防災月間として、TOKYO FMはじめJFN38局のパーソナリティが、「もしものときの備え」のアイデアを紹介しています。詳しくは、「聴く防災訓練 supported by TOYOTA AQUA」のWebサイトをご覧ください。

ぜひ、防災の備えのヒントにしてみてください。

<番組概要>
番組名:防災FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25〜8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/