男子テニス界の次世代の星、ステファノス・チチパスが、自身のグランドスラム優勝の可能性について『TennisMajors』のビデオインタビューで語った。

 21歳のチチパスは、過去2シーズンにわたり、一貫してツアーをリードする選手であることを証明してきた。昨年末には、その年の上位8選手にのみ出場権が与えられるツアーファイナルズに初出場し、ロジャー・フェデラー、ドミニク・ティームなどを破って2001年以降で最年少のチャンピオンに輝いている。

「自分にはグランドスラムで優勝する能力があると思っている」と、チチパスは自信を覗かせた。「それはツアーファイナルズでの優勝で明らかになっただろう。最高の8人の中でトップに立てたんだ。偶然なんかじゃなくて、ちゃんと理由があったはずだ」
  O2アリーナでトロフィーを掲げたことで、自身の持つ実力を確信したチチパス。だがそれでも、グランドスラムタイトルを勝ち取ることが容易だとは考えていないようだ。他のトーナメントとは異なり、2週間の大会期間を要するグランドスラムを、彼は「長距離マラソンみたいなもの」と表現する。

「精神的にも肉体的にも強くあらねばならない。他の大会とは全く違う。グランドスラムの大会期間中は、自分のできること、やるべきことを明確にする必要があるんだ」と語るチチパスは、プレーのさらなる向上のために、自らが直面する課題をひとつずつリストアップし、毎日チェックを欠かさないという。

 ただそれと同時に「考えすぎるのは良くない」とも話す。「待っていればいつか来ると思っている。リラックスしてその過程を楽しめばいいんだ」と、いつも自然体の彼らしい持論を語った。

文●東真奈美

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