オリックス4−0楽天/6月21日/京セラドーム大阪

 オリックスに今季初勝利をもたらしたのは、“エース”山本由伸のピッチングだった。この日の山本は94球を投げて8回3安打無失点、無四球で10三振を奪う完璧すぎる投球を披露した。

 昨年、21歳の若さで両リーグ唯一の1点台(1.95)で最優秀防御率を獲得した山本は、初回から圧巻のボールを楽天打線に投げ込んだ。先頭の茂木栄五郎に初球152キロのストレートで入り、3球すべて150オーバーで空振り三振。続く2番・鈴木大地も1球ボールとなったが、フォークで空振り三振。そして3番・ブラッシュは全球ストレートで見逃し三振という、わずか11球での三者連続三振で幕を開けた。

 球威だけではなく、そのコースもほぼすべてアウトローにビタ止めする制球に、オリックスファンは「この試合行ける!」、楽天ファンは「無理かも……」と思ったのではないか。そして試合はその予想通りに展開していく。2回に初安打を許したが、次の打者を初球で併殺。そして6回にはこの日2回目の3者連続三振を奪った。7、8回に単打を許したものの、二塁を踏ませることなく無失点投球を続け、最後はディクソンが9回を締めた。
  昨年は山本に援護をもたらせなかった打線も、この日は初回から効果的に得点を重ねた。3点以上の援護をもらった試合で山本は6勝0敗という、“データ”通りの結果となった言える。

 ヒーローインタビューに呼ばれた山本は「2連敗中だったので、今日は何としても勝ちたいと思った」と口にし、初回の3者連続Kについては「最高の立ち上がりができたと思う」と自画自賛。球数的には完封も十分可能と思われたことには、「最後まで行けるのが一番だと思うんですけど、シーズンも1戦目ですし、まだまだこれからということで交代しました」と、彼らしい“冷静”な判断があったことを明かした。

 果たして山本の投球について、田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)も自身のSNS(@t_masahiro18)にて「山本由伸投手素晴らしい投球」と大絶賛。2年連続での最優秀防御率はもちろん、沢村賞もあるのではないかと思わせるのに、十分すぎるピッチングだった。

構成●SLUGGER編集部

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エース #山本由伸
圧巻の立ち上がり👏👏👏


3者連続三振で連敗中のチームに勢いをつける💨

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