新日本プロレスは2日、32選手が参加しているトーナメント『ニュージャパンカップ2020』(NJC)の準々決勝を、動画配信サービス新日本プロレスワールドで世界生配信した。

 オープニングマッチでは、前日に行なわれた前哨戦で激しい攻防を繰り広げたヘビー級の石井智宏とIWGPジュニアヘビー級チャンピオンの高橋ヒロムによる無差別級対決が、NJC準々決勝で実現。

 ヒロムに続いて入場した石井は、リングに上がるとヒロムに近寄り額を近づけて睨み合う。IWGPジュニアのベルトを掲げるヒロム。石井が意識的に目を逸らさない中、試合開始のゴングが鳴らされた。ゴングと同時にタックルを仕掛けていくヒロムだが、石井はこれを正面から受け止めて、逆に吹っ飛ばしてしまう。「そんなもんか?」と挑発しながら逆水平チョップを打ち込んでいく石井に対して、ヒロムはなかなか突破口を見出せない。

 試合の中盤も逆水平でペースを離さない石井は、重いエルボーも容赦なく打ち込んでいく。しかし、ヒロムはコーナーに振り返して串刺しのラリアットを決めると、低空ドロップキックで、ようやく石井にダメージを与える。タックルで吹っ飛ばされ続けながらも、コルバタや、ファルコンアロー、三角絞めと石井のパワーに対応する。

 バックドロップやスライディングラリアットもカウント2で返すと、垂直落下式ブレーンバスターを切り抜けて、TIME BOMBを決める。石井にカウント2で返された後、ノーガードで顎にヘッドバットを放ち、“秘技”TIME BOMBⅡが決まってカウント3。ヒロムの前に大きく立ちはだかった石井を破ってみせた。
  試合後、バックステージでヒロムは「この俺は、このトーナメントのダークホースか?きょうの勝利は番狂わせか?笑わせんな!順当だ、バカヤロー!俺はIWGPジュニアヘビー級チャンピオンだぞ!誰にも負けるわけにはいかねぇんだ。優勝して当たり前だ!石井智宏!ジュニアもヘビーも関係ねぇか?関係ねぇじゃ困るんだよ!俺がジュニアでやってきたこと、言い続けてきたこと、それが壊れちまう。俺はきょう自信を持って、誇りを持って、自慢げに高らかに言うぞ!俺はヘビー級でいちばん強ぇ男、石井智宏に勝ったんだ。ジュニア王者として俺は石井を倒した。ヘビー級最強の石井に勝ったんだ!このあと、石森が来ようが、オカダが来ようが、俺には関係ない。潰して、優勝してやる!優勝して当たり前だ!ゴールデンタイム生中継、楽しみにしてるから!」と、興奮気味にジュニア王者としてヘビー級最強戦士に勝ったことをアピール。

 準々決勝の結果を受けて準決勝は、オカダ・カズチカ対高橋ヒロムの無差別級対決と、NJCでは凱旋当時を彷彿とさせるラフファイトを全開させているEVILとSANADAによるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン対決の2試合が決定した。準決勝の模様は、3日金曜日夜8時よりBS朝日にて生中継される。

◆新日本プロレス◆
『ニュージャパンカップ2020』
2020年7月2日配信
会場非公表(無観客試合)
▼準々決勝
●石井智宏(19分29秒 片エビ固め)高橋ヒロム○
※TIME BOMBⅡ
●YOSHI-HASHI(2分00秒 レフェリーストップ)EVIL○
※右膝負傷
○オカダ・カズチカ(15分52秒 変形コブラクラッチ)石森太二●
○SANADA(22分50秒 オコーナーブリッジ)タイチ●

文●どら増田

【動画】石井智宏を担ぎ上げ、TIME BOMBを決める高橋ヒロム

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— njpwworld (@njpwworld) July 2, 2020