7月30日(日本時間31日、日付は以下同)にシーズンが再開されるNBA。オーランドで開催される“シーディングゲーム”には東西22チームが参戦し、出場権のない残り8チームは今季終了かと思われたが、ここにきて彼らへの救済措置ともいえる新たな案が浮上した。

『ESPN』によると、オーランド行きを逃したシャーロット・ホーネッツ、シカゴ・ブルズ、ニューヨーク・ニックス、デトロイト・ピストンズ、アトランタ・ホークス、クリーブランド・キャバリアーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズの“デリート8”は、9月頃にシカゴに集まり、ミニキャンプ後に数試合を行なうプランを考えているという。これは、再開後のシーズンを戦わない8球団が、中断した3月11日から2020−21シーズンが開幕する12月1日まで、9か月近く実戦から離れてしまうことを憂慮しての処置と言えるだろう。
  この案に対し前向きな姿勢を見せる球団関係者もいる一方で、ピストンズの指揮官を務めるドゥエイン・ケイシーは「我々はシカゴに行くよりもすべきことがある。オーランドに行くチームとは違うんだし、彼らと同じ(プレーオフを目指すという)理由でプレーすることはできないからね」と発言。また、ウォリアーズなどもこのプランに興味を示していないと報じられている。

 さらに、キャブズのとあるベテラン選手は「もし開催されたとしても、俺はおそらくプレーしない。ほかの多くのベテラン勢もたぶんそうするはずだ」とコメント。確かに、シカゴでのゲームが優勝への道につながっているわけではなく、ただ戦うだけではモチベーションを維持するのは極めて困難だろう。その上ケガのリスクだけが高まるため、ベテラン選手が敬遠するのも無理からぬことだ。

 そして2日には、シカゴ市が新型コロナウイルスの感染者が多い15の州からの移動を制限すると発表。開催に向けて向かい風ばかりが吹いているが、はたして実現はするのだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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