ラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)のボーデン・バレットが日本のトップリーグ、サントリー・サンゴリアスへ来季加入することが発表された。日本が歓喜に沸くなか、ニュージーランド紙 『ニュージーランド・ヘラルド』(電子版)が、同選手の移籍について弟ジョーディ―のコメントを報じた。

 B・バレットは、2016年と2017年に2年連続でワールドラグビーの年間最優秀選手を受賞し、代表キャップ83試合を記録するラグビー界のスーパースターだ。昨年のワールドカップ日本大会では、中心選手としてオールブラックスをベスト4進出へと牽引。同代表で、ともに活躍する弟のスコットとジョーディ―との、カナダ戦(1次リーグ)での3兄弟共演、全員トライは大きな話題となった。

 その1番下の弟ジョーディーは、兄ボーデンの移籍について「これほど大きな驚きはなかったよ。兄と僕はとても頻繁にチャットしているからね。おめでとう!の一言さ」とコメント。
  インタビューは本来、肩を負傷していたジョーディーが復帰を伝えるものだったが、兄の移籍に質問が集中すると「(本当はボーデンが答えるところだが)兄の代理役をなかなかうまくやり遂げているよね。兄はクィーンズタウンでゴルフを楽しんでいる真っ最中さ、僕が代わりにメディア対応しなければならないこの瞬間にね」と、ジョークを交えて語った。

 そして「兄の人生は兄自身のもの。僕らが話をするのはたまにで、頻繁な話題はラグビー以外のことだね。兄は自分の意思で決断する人なんだ」と、日本のトップリーグ参戦を支持した。

 B・バレットは、2021年1〜5月に開催予定のトップリーグにサントリー・サンゴリアスの一員として参戦(契約金78万ポンド(約1億400万円))する。その後、同年に始まる国際マッチシーズンを視野にニュージーランドに戻り、スーパーラグビー『アオテアロア』のブルーズで2023年の契約満了までプレーする模様。また、今回の移籍で一定期間、国外でプレーすることになるが、ニュージーランドラグビー協会の特例措置により、代表招集や活動に関わる条件に影響はないとのことだ。

 12月のチーム合流を目指し現在調整中と伝えられるバレット。多くのファンが、日本で見る超大物選手のスーパープレーを心待ちにしているはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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