現地時間7月11日、国際スケート連盟(ISU)が新たに創設した「スケーティング・アワード2020」の最終結果が発表された。

 最優秀選手賞を受賞したのは日本の羽生結弦だ。ISUは公式SNSで「彼が氷に触れるたびに我々は感動し、心を奪われている」と称えている。羽生は最優秀コスチューム賞にもノミネートされていたが、こちらはアイスダンスのマディソン・チョック&エバン・ベイツ組(アメリカ)に譲った。

 羽生の受賞について、五輪公式チャンネル『Olympic Channel』は、「二度の五輪制覇を成し遂げた彼は、今年、グランプリ・ファイナルでネイサン・チェン、全日本選手権では宇野昌磨に敗れた。だが、彼はその後に四大陸選手権で優勝し、前人未到の『スーパー・スラム』を完成させた」と報じた。

 そして、トップであるからこその苦悩について、「授賞式でハニュウは、『個人的にはファンの方からの声や視線がプレッシャーになることもあります。常に感じることで、正直にいうとつらい時もあります。でも、そのプレッシャーが実は自分を強くしてくれるんです』と語った」と伝え、同時に羽生の“王者”らしいコメントも掲載している。
 「誰からも何も期待されなくなるのは最もつらいことです。たしかに、常に100%というのは難しい面はありますが、僕がいつも心がけているのは自分の120%で相手の期待に応えることです」(羽生)

 表彰式では、「誰もが知るスペシャルな存在」とも称えられた日本人スケーターは、「日常生活のほとんどすべての瞬間で、常にフィギュアスケートのことを考えていて、もっと上手くなって強くなりたいと思っています」と向上心も垣間見せていたという。

 フィギュア界の最前線を走り続けながら、進化を続ける25歳。果たして、来季はどんな姿をファンに見せてくれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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