ロジャー・フェデラーが、海外メディア『SRFSport』の取材に対し「キャリアの終わりが近づいている」と引退について語った。しかしそれと同時に、38歳の身体にはまだできることがたくさんあるとも明かし、最終的には東京オリンピックでの金メダルを目指しているという。

 フェデラーは今年2月に、以前から問題のあった右ヒザの手術を受けたが、回復が思うように進まず2度目の手術に踏み切った。これにより、彼はもう間もなく再開される2020年シーズンを欠場することになる。来シーズンからの活躍が期待されているが、フェデラーは「もう十分だと身体が言った時には、キャリアに終止符を打つだろう」と引退を示唆した。

「僕のキャリアが終わりに近づいていることは明らかだ。2年後にどうなっているかもわからない。だからこそ、毎年計画を立てている。今はまだ幸せだよ」とできる限りのベストを尽くそうと、準備を続けているという。
  20年以上もの間トップを走り続けた彼だが、引退後にもプレーから離れることはないようだ。「年齢を重ねても必ずテニスを続けるよ。でも、もうトレーニングはしない。目標に向かって取り組むのではなく、友人と遊びながらプレーするだけ。とても楽しいステップになるだろうね」と明かした。

 フェデラーは、これまでグランドスラム20勝や世界1位在位記録など、様々な伝説を打ち立ててきた。オリンピックでも、2008年の北京大会でダブルス金メダルを獲得し、シングルスでは2012年ロンドン大会で銀メダル。ただ、ありとあらゆるタイトルを獲得してきた彼にとっては、どうやらこれが心残りなようだ。

「オリンピックは常に特別だ。東京がどんな大会になるのか楽しみだし、2021年に開催されることを願っている。もちろん、そこでメダルを取りたいと思っているよ。シングルスでもダブルスでもミックスでもね」

 8月には39歳を迎えるスイスの至宝は、まだまだ我々テニスファンを楽しませてくれそうだ。

文●Hustle

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