ミネソタ・ツインズの前田健太が現地時間29日、本拠地で行われたポストシーズン全体第1戦、ヒューストン・アストロズとのワイルドカード・シリーズに先発。5回2安打無失点、3四球5奪三振の粘投でポストシーズン先発初勝利の権利を手にしている。

 レギュラーシーズンでは6勝1敗、防御率2.70、メジャートップのWHIP(1イニングあたりの走者数)0.75を記録し、チームのエースに成長した前田はポストシーズン初戦のマウンドを任された。初回、2死から3番のマイケル・ブラントリーに二塁打を許し、一打先制の場面を切り抜けると、2〜3回は1四球だけでアストロズ打線を封じて見せる。
  しかし3回裏に味方が1点を先制した後の4回、1死から四球、ヒットとつながり、5番のユリ・グリエルの痛烈な打球はセンターライナーに仕留めるも、カルロス・コレアにはこの日3つ目の四球を与えて満塁のピンチを作ってしまう。が、6番のジョシュ・レディックをスライダーで空振り三振に打ち取り、気合全開で雄叫びを上げるのだった。

 前田はロサンゼルス・ドジャース時代の2016年にポストシーズンで3先発するも、一度も5回まで投げ切ったことがなく、防御率は6.76という数字が並び、以降3年間は先発の機会がなかった。しかし新天地1年目ではエースとして再び先発すると、ポストシーズン目下16連敗中のチームに勝利の可能性を残す粘投で、再びその存在感を放っている。

構成●SLUGGER編集部

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— Rob Friedman (@PitchingNinja) September 29, 2020