今シーズン、レアル・マドリーからビジャレアルにレンタル移籍した久保建英。ここまでの3試合は後半途中からの交代出場にとどまっているとはいえ、短いプレー時間の中で輝きを放ち、評価を着実に高めている。

 そんな将来性溢れる19歳を、英国メディア『90min』が「ラ・リーガにおける21歳未満の偉大なスター10人」のひとりに選定した。

 寸評では「クボは日本の偉大な真珠だ。彼はスタートの段階からすでに際立った存在であり、レアル・マドリーは彼から恩恵を受ける機会を逃さなかった。その才能は現在、ビジャレアルで見る者を楽しませ、そのポテンシャルの大きさを知らしめている」と綴られている。

 他に目を向けると、バルセロナの育成組織で久保とチームメイトだったアンス・ファティ(17歳/FW)も選出され、「1年前にはユースの選手だったのに、短期間でトップチームでの地位をも確立した。彼のプレーに、欧州中がため息を漏らす。全ての記録を塗り替える可能性を秘めており、遠くない将来にバルサのリーダーのひとりとなるだろう」との賛辞が贈られている。

 バルサから他に選出されているのは、リキ・プッチ(21歳/MF)とペドリ(17歳/MF)。対して、ライバルのマドリーからは、今シーズンよりレンタル先のレアル・ソシエダから復帰したマルティン・ウーデゴー(21歳/MF)、そしてヴィニシウス・ジュニオール(20歳/FW)、ロドリゴ(19歳/FW)の3人がリストに名を連ねた。

 比較的ポジティブな評価が綴られる中で、ヴィニシウスのそれは、「マドリーで早くも3シーズン目を迎えるブラジル人だが、(フラメンゴから加入した際の)4500万ユーロの移籍金を正当化させる必要がある。フィニッシュが課題」とやや辛めである。
  2強クラブ以外では、アトレティコ・マドリーのジョアン・フェリックス(20歳/FW)、セビージャのジュル・クンデ(20歳/DF)、そして最後にバレンシアのイ・ガンイン(19歳/MF)が選ばれた。

 久保に続いてアジアから選出の韓国代表に対する寸評は、「まだ証明しなければならないことがある。そのための時間は十分にあり、今季が躍進の年となることを望みたい」との期待が込められていた。

 始まったばかりの新シーズン。ここから、これら若き宝石たちがどれだけ進化を遂げるかに注目してみてはいかがだろうか。

構成●THE DIGEST編集部