現地時間11月9日、カザンで開催されているロシアカップ第4戦で、女子シングルのフリースケーティング(FS)が行なわれた。

 同大会を制したのは、ショートプログラム(SP)2位でFSに臨んだアレクサンドラ・トゥルソワだった。冒頭の4回転サルコー、4回転ルッツを、それぞれGOE(出来栄え点)3・69点、4・37点がつく完璧なジャンプで勢いに乗った。続く4回転トゥループは転倒したが、後半の4回転トゥループ+オイラー+3回転サルコーも着氷。3回転ルッツ+2回転ループで再び転倒したものの、最後まで勢いを失うことなく滑り切った。結果、FS171・22点、総合248・63点で、同大会第2戦に続く逆転優勝を手にしている。

 SP首位のアリョーナ・コストルナヤは最終滑走で登場。今シーズン初となるFSを手堅くまとめた。ジャンプはトリプルアクセルは回避し、ダブルアクセル2本、3回転のコンビネーション3本などを着氷させた。ステップやスピンでやや不安定な面もみせたが、148・16点、総合226・31点の2位で終えている。

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  3位にはマイア・フミロフ(135・83点/212・72点)、4位はソフィア・サモドゥロワ(130・03点/197・19点)、5位はエリザベータ・ヌグマノワ(125・66点/190・05点)で続いている。

 そして、同日行なわれた男子FSでは、SPを首位で終えた17歳、エフゲニー・セメネンコが逃げ切って優勝。4回転トゥループは転倒したが、4回転サルコー、トリプルアクセル+3回転トゥループなどを成功させ、168・38点を獲得。総合264・38点で優勝を決めた。

 2位には同じくジュニアカテゴリのアンドレイ・モザリョフ。FSでは4回転+2回転トゥループ、4回転トゥループとクワド2本、後半にもトリプルアクセル2本含む高難度ジャンプを成功させ、182・80点を獲得。だが、SP7位(74・55点)の出遅れが響き、総合257・35点と逆転には約7ポイント差で手が届かなかった。

 3位にはマカール・イグナトフ(158・55点/247・69点)、4位はイリヤ・ヤブコロフ(158・86点/総合254・63点)、5位イゴール・ルヒン(153・62点)という結果になっている。

 ロシアカップは12月5日から第5戦がモスクワで開催される。女子シングルはコストルナヤのほか、エリザベータ・トゥクタミシェワ、カミラ・ワリエワらが参加する予定だ。

構成●THE DIGEST編集部