12月22日(日本時間23日)、NBAの2020-21シーズンが幕を開けた。開幕戦はブルックリン・ネッツとゴールデンステイト・ウォリアーズ、ロサンゼルス・レイカーズとロサンゼルス・クリッパーズの2試合が行なわれた。

 ケビン・デュラントとカイリー・アービングの“ビッグ2”の公式戦デビューとなったネッツは、ホームで2015、17、18年の王者ウォリアーズと対戦。ネッツは第1クォーターだけでアービングとデュラントで27得点を奪い、40−25と最高のスタートを切る。第2クォーターも好調のアービングは7得点、さらに今季はシックスマン起用となったキャリス・ルバートも着実に得点を重ね、63−45とネッツの大量リードで後半戦へ。

 後半に入ってもネッツの勢いは止まらず、第3クォーター残り4分24秒には30点差までリードを拡大。最終クォーターはデュラント、アービング、ウォリアーズのステフィン・カリーも出場しないガーベッジタイムとなり、125−99でネッツが完勝。2012−13シーズン以来となる開幕戦勝利を飾った。

 ネッツはアービングがゲームハイの26得点、デュラントが22得点、控えのルバートが20得点、9リバウンド、5アシストをマーク。対するウォリアーズはエースのステフィン・カリーは20得点をあげたが、相手の厳しいマークにフィールドゴール(FG)は21本中7本、3ポイントは10本中2本の成功と不発に。プレシーズンを全休したドラフト2位のジェームズ・ワイズマンは19得点、6リバウンドと及第点の活躍も、チーム全体のFG成功率は38.7%、18本のターンオーバーを犯し完敗を喫した。
  王者レイカーズは昨季の開幕戦と同じクリッパーズと激突。試合前には優勝記念セレモニーが行なわれ、選手やスタッフにチャンピオンリングが贈呈されるなど、華やかな雰囲気の中でスタートした。昨季の雪辱に燃えるアウェーのクリッパーズはティップオフからパトリック・べバリーやサージ・イバカらが高確率でシュートを沈めて主導権を握り、39−19といきなり20点差をつける。出鼻を挫かれたレイカーズも第2クォーターに反撃。2枚看板のレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビス、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープの得点で54−56と2点差に詰め寄り前半を折り返した。

 第3クォーターに入るとクリッパーズの2大エースのカワイ・レナードとポール・ジョージが爆発。レナードはこのクォーターだけで9得点、ジョージは6本のシュートをすべて沈めて15得点を荒稼ぎ。再び2桁点差をつけると、第4クォーターにもジョージは11得点をあげて後半で26得点、トータル33得点を叩き出し、クリッパーズを116−109の勝利に導いた。
  クリッパーズはジョージのほか、レナードが26得点、イバカが15得点、控えのイビカ・ズバッツとルー・ウィリアムズが11得点とバランスの取れた攻撃で、2年連続オープニングゲームでライバルを撃破。一方のレイカーズはレブロンが22得点、デイビスが18得点、新加入のシュルーダーが14得点、12リバウンド、8アシスト、モントレズ・ハレルが17得点、10リバウンドを記録したが、第1クォーターの20点ビハインドが響き、初戦を勝利で飾れなかった。
  新型コロナウイルスの前シーズンの中断もあり、2020−21シーズンの開幕は例年より約2か月遅れ、本日の試合も無観客で開催。レギュラーシーズンの試合数も82試合から72試合に減少し、オールスターゲームも中止と今季はイレギュラーなシーズンになるが、今後も選手たちのスーパープレーに期待したいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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