12月27日(日本時間28日、日付は以下同)、開幕2連敗スタートとなったシカゴ・ブルズとゴールデンステイト・ウォリアーズが今季初勝利をかけて激突した。

 ホームのブルズはザック・ラビーン、アウェーのウォリアーズはがそれぞれチームを牽引。試合はブルズが主導権を握って進んでいった。

 ブルズは試合時間残り3分58秒にウェンデル・カーターJr.のショットが決まり、121−112と9点のリード。しかし、粘るウォリアーズはそこからカリーのジャンパーや3ポイント、ケリー・ウーブレイJr.のフリースロー2本などで追い上げ、残り16.9秒にケボン・ルーニーのティップショットで126−126の同点に追いつく。

 タイムアウト明けにブルズはラビーンがプルアップジャンパーをヒットし、残り5.0秒で2点のリードを手にする。だがウォリアーズは5秒ギリギリでインバウンドパスをルーニーへ通し、デイミオン・リーがトップ・オブ・ザ・キー付近から決勝弾となる3ポイントを放り込み、ウォリアーズが129−128で初勝利を手にした。

 リーは勝敗を決めた一発について「どれだけコーチングスタッフとチームメイトたちが僕のことを信じてくれたかを(結果として)見せただけ。大事なのは僕らが勝利したこと」と振り返ると、義理の兄であるカリーも「彼はあのショットを放つ準備ができていた。今夜の彼はビッグショットをたくさん決めていたからね。でもあのショットは最も大きなものとなった」とチームメイトを称えていた。
  見事勝利を掴んだウォリアーズでは、カリーがゲームハイの36得点に6アシスト、2スティール。2ブロック、アンドリュー・ウィギンズが19得点、9リバウンド、4アシスト、エリック・パスカルが15得点、3ポイント80.0%(4/5)と大当たりだったリーが12得点、ジョーダン・プールが10得点、ウーブレイJr.が8得点、11リバウンド、4スティールと続いた。

 一方、ブルズではラビーンが33得点、7リバウンド、2スティール、2ブロック、ラウリー・マルッカネンが23得点、7リバウンド、カーターJr.が22得点、13リバウンド、4アシスト、コビー・ホワイトが20得点、7リバウンド、5アシストと、主力4選手が20得点以上をマーク。

 約30分間に渡ってリードしていたブルズだったが、最後はリーの長距離砲によって勝利を奪われる形に。「俺のショットはちょっと早すぎた。俺があと2、3秒遅く放っていれば…。あの場面でもし俺がミスしても、俺たちには延長があった」とラビーンは自身のタイムマネジメントを悔やんだ。
  オフにフロント陣を入れ替え、指揮官にビリー・ドノバンを迎えたブルズだが、開幕3試合を終えて勝ち星はなし。29、31日とアウェーのワシントン・ウィザーズ戦に挑むブルズのエースは、チームを勝利へと導くべく、自身の責任感を引き上げていきたいと『NBC Sports Chicago』へ明かしている。

「それが自分に何かを与えるわけじゃない。俺はそれを切り抜けてみせる。このチームは俺にかかっていると思っている。だから俺は正しい考えを持ってチームをリードしないといけないし、自分のベストを出さなければいけない。外野がなんと言おうが、結果がどうなろうが、毎日このチームの選手たちを前へと進めていく必要がある。俺は喜んでそうするし、準備はできている」
  ウィザーズ戦でラビーンに求められるのはもちろん、ブルズを今季初勝利へと導くことだ。ブルズにとって心強いのは、ラビーンがウィザーズとの相性がいいこと。昨季対戦した4試合で、25歳のガードは平均31.8点、6.3リバウンド、4.8アシスト、2.3スティール、フィールドゴール51.8%、3ポイント50.0%と絶好調で、チームも3勝1敗と勝ち越している。

 もちろん、開幕3連敗と苦しむウィザーズも、ラビーンに対してそう簡単には得点させないように対処してくるだろう。だが抜群の身体能力とシュート力、さらにはプレーメークも可能なラビーンだけに、ウィザーズの守備網をこじ開けて点を積み重ねていくことができるはずだ。

構成●ダンクシュート編集部

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