米ボクシング誌『ザ・リング』は12日、「2021年にファンが期待する試合」として11のカードを選出。日本からは、WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者・井上尚弥、WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔の二人が選ばれた。

 井上が選出されたのは、WBOバンタム級王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)との一戦。昨年4月に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で中止となったカードである。

 試合中止後、井上は10月にジェイソン・モロニー(オーストラリア)、カシメロは9月にデューク・ミカー(ガーナ)を下しており、ともに王座統一戦に死角はない。この試合について記事では、「ボクシングファンは“モンスター”をもっと見たいだろうし、カシメロのような攻撃的な選手との対戦は熱戦になるだろう」との評価が与えられた。
  井岡の試合はIBF世界スーパーフライ級王者のヘルウィン・アンカハス(フィリピン)との一戦で、こちらも王座統一戦。アンカハスの防衛戦が昨年4月から延期になっているため、統一戦はすぐには行われない見込みだが、「今年の終わりか、22年には行われうる」と予想された。

 いずれの試合も、「実現のためには、選手、プロモーターらすべての当事者の協力が必要である」と本記事。新型コロナウイルスの感染拡大が収まり、1試合でも多くのビッグマッチが行われることを、世界中のボクシングファンは願っている。
 
構成●THE DIGEST編集部

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