新日本プロレスは2日、『Road to THE NEW BEGINNING』後半戦を東京・後楽園ホール大会にて開催した。

 メインイベントではオカダ・カズチカ&石井智宏&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&矢野通のCHAOSと、EVIL&ジェイ・ホワイト&タマ・トンガ&タンガ・ロア&高橋裕二郎のバレットクラブが、イリミネーションマッチで激突。

 1日の後楽園大会で、突如姿を見せたジェイにKOされた石井は、ゴングを待たずに奇襲攻撃。試合は序盤から大荒れの展開に。

 オカダはEVILをオーバー・ザ・トップロープで失格に追い込むも、EVILは構わずイス攻撃。するとオカダは自ら失格を選び、EVILに襲い掛かり激しくやり合う。バレットクラブはさらに磨きがかかったダーティーファイトで主導権を握ると、ジェイ&G.o.Dの3人に対し、YOSHI-HASHI1人という状況まで追い詰める。

 YOSHI-HASHIはジェイとG.o.Dの3人を相手に孤軍奮闘するも中盤のダメージもあり、タマのガン・スタン、ロアのエイプシット、ジェイのSSS、G.o.Dのマジックキラーと大技を食いまくりグロッキー状態。

 ジェイはその度にフォールに入るが、自ら引き起こして生かさず殺さずいたぶるという見てはいられないほどの残虐ファイトを展開すると、たまらず後藤がタオル代わりのTシャツをリングに投入し、YOSHI-HASHIのTKO負け。復帰したジェイが加わりパワーアップしたバレットクラブが勝利を収めている。
  試合後もバレットクラブは大暴れ。ジェイはG.o.Dと共に、「俺たちがリアルバレットクラブだ」とアピールすると、後藤&石井&YOSHI-HASHIが保持するNEVER6人タッグへの挑戦を表明した。

 G.o.Dと外道を引き連れてバックステージに現れたジェイは「3つ目のベルトはどこに行ったんだ!? 謎だ。俺のマイクアピールが理解できたか?理解できなかったお前たちのためにわかりやすく説明してやろう。NEVER6人タッグ王座は3対3で闘う。ベルトは3つあり、それぞれに与えられる。だが、今日は2人しか巻いてなかった。試合が終わって、タマとロアが1つずつベルトを掲げる横で、俺の手は空っぽだった。それでチャンピオンのお前ら、今日の借りを返したくてたまらないんだろ?なら、挑戦を受けろ!ベルトも俺たちに巻かれるほうが何倍もいいと言ってる……」と改めて6人タッグ王座に挑戦表明。

 ここで後藤がジェイのコメント中にバックステージに現れ、「ふざけんな、この野郎!オイ!」と叫びながら殴りかかって乱闘になったが後の祭り。

 これを受けて新日本プロレスは、2月3、8、10日ジェイの参戦と、2.11広島でのNEVER無差別級6人タッグ選手権試合を行なうことを発表。CHAOSとバレットクラブの遺恨がさらに深まる。

◆新日本プロレス◆
『Road to THE NEW BEGINNING』
2021年2月2日
東京・後楽園ホール
観衆 582人
▼イリミネーションマッチ(時間無制限)
オカダ・カズチカ&石井智宏&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI●&矢野通(27分10秒 TKO)EVIL&ジェイ・ホワイト○&タマ・トンガ&タンガ・ロア&高橋裕二郎
※3人残りでバレットクラブの勝利

文●どら増田