テニスのグランドスラム今季第1戦、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン)が開幕。2月8日の初日は日本選手男女8人がシングルス1回戦を戦う。ロッド・レーバー・アリーナのオープニングマッチに抜擢された大坂なおみは、6−1、6−2でアナスタシア・パブリチェンコワ(ロシア)に快勝。その後登場した日本選手の結果を順次お伝えしていこう。

 第7コートの第2試合では、予選を勝ち上がった日比万葉がラッキールーザーのアンナカロリーナ・シュミエドロワ(スロバキア)と対戦。182位の日比に対し相手は136位と若干上だが、試合は緊迫したシーソーゲームとなった。

 第1セットはブレーク合戦で、互いに3つずつブレークする展開。日比は6−5のサービスゲームで3本のセットポイントを握るなど、チャンスは作ったが決め切れず、タイブレーク2−7で第1セットを落とす。第2セットも接戦となったが、1ブレーク差の4−6で逃げ切られ、日比のGS本戦初勝利はならなかった。
  世界ランク84位の土居美咲は、ジョン・ケイン・アリーナの第2試合に入った。相手は69位のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)。土居はトムヤノビッチのパワーに引くことなく、主導権を取って攻める形は作るものの、ポイントにはなかなか結び付かず、自らのミスを増やしていく。第1セットだけで21本のアンフォーストエラーを犯し2−6でダウン。

 第2セットはミスを抑えたものの、今度はトムヤノビッチにウイナーを量産され、1−6で突き放された。2016年ウインブルドンを最後にGS本戦の勝ち星から11大会遠ざかっている土居、今回も長いトンネルを抜けられなかった。

 第17番コートの第2試合には世界57位の西岡良仁が登場。相手のペドロ・マルチネス(スペイン)は87位で、クレーコートを得意とする安定感のあるストローカーだ。立ち上がりから西岡はミスが多く、一時は1−5とリードを許すが、ショットの精度を取り戻してくると一気に逆襲。5ゲーム連取から最後はタイブレーク7−3で第1セットをもぎ取った。

 しかし第2セットも西岡はいきなりサービスダウンするなど、波に乗り切れない。相手がアンフォーストエラー2本と格段に安定感を取り戻したこともあり、1−6で落すと、第3セットもミスが続き1−6。第4セットではイラついてラケットを叩きつける場面もあり、最後まで空回りした西岡は1−6で力尽き、3回戦まで進んだ去年の活躍の再現はならなかった。

構成●スマッシュ編集部