新日本プロレスは17日、『Road to CASTLE ATTACK』を東京・後楽園ホールで開催した。

 メインイベントでは、2.27大阪城ホール大会で一騎打ちを行なうオカダ・カズチカとEVILが、それぞれSHO、ディック東郷をパートナーにCHAOSとバレットクラブによる前哨戦を行なった。

 バレクラタッグは悪のインサイドワークで試合を支配しようとするが、CHAOSコンビも徹底抗戦する。EVILのパワー、東郷のテクニックに苦戦しながらも、終盤オカダがEVILにツームストンパイルドライバーを炸裂させて排除すると、最後は孤立した東郷を、SHOが腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。暴走ファイトを止めたのはSHOだった。

 東郷はジュニアヘビー級のプレーヤーとしては、かなりの実力者で、昨年はプロレスリング・ノアで小川良成をシングルで撃破している。SHOにとっては大きな勝利となったのは言うまでもない。

 試合後、オカダはEVILにレインメーカーポーズで勝ち誇る。SHOはマイクを持つと「大阪城ホールも、きっと!CHAOSの先輩がたが正々堂々と戦って、勝ってくれるでしょう。オレたちCHAOSと一緒にシビれようぜ!」と叫び大会を締めている。
  コメントブースでオカダは「EVIL、いままでさんざんやってくれたね。まぁホントに、僕たちCHAOSのレスラーだけでなく、お客さんもずっと我慢してきたんじゃないかなと思うんですけど、まぁ今日1回勝っただけで『すっきりしましたね』なんて言わないッスよ、うん。まぁ別に、もうストレスが溜まるだけでイヤなら、見なくてかまいません。ぜひ、27日、オカダvsEVIL戦だけ見てもらえれば、かなりスッキリすることでしょう。オイEVIL、楽しみだなぁ大阪が。もちろん、このままで終わる気、ないよね?」と、歪められた戦いの場を正すことを誓った。

 SHOも「俺が、俺が引っ張っていかなきゃいけねぇんじゃねぇかって、勝手に思っちゃってる。思っちゃった以上、CHAOSジュニア、これから引っ張っていく。高橋ヒロムがジュニアのチャンピオン。初防衛戦で俺が負けて、あと、次も防衛するのか、獲られるのか、わからない。わからないけど、次、また俺がチャレンジャーになるときも、高橋ヒロムであってほしいな、できれば。それまで、負けるんじゃねぇぞ」ジュニア戦線のリーダーシップをとっていくことを約束した。

 EVILと東郷をノーコメントに追い込んだだけでもCHAOSに大きな流れを引き寄せる勝利と言っていいだろう。

◆新日本プロレス◆
『Road to CASTLE ATTACK』
2021年2月17日
東京・後楽園ホール
観衆 472人
▼タッグマッチ(30分1本勝負)
オカダ・カズチカ&○SHO(11分52秒 腕ひしぎ十字固め)EVIL&ディック東郷●

文●どら増田

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