バレーボールの元日本代表女子コーチで、Vリーグのユニチカ、東レ、デンソーで監督を歴任した達川実氏が、高知中央高の女子バレー部監督に就任することが24日、分かった。3月1日に就任予定で、8年ぶりの現場復帰となる。

 達川氏は大阪商大出身で、1975年にユニチカ入社し、コーチを経て95年に監督就任。就任1年目の第2回Vリーグで優勝したほか、黒鷲旗全日本選抜男女大会でも優勝。ユニチカの廃部で全体移籍した東レでも黒鷲旗で優勝に導いた。08年にデンソー監督に就任し、黒鷲旗で全国制覇するなど、情熱的な指導には定評がある名将。13年5月に勇退後は、バレーの第一線からは身を引いていた。
  高知中央高女子バレー部は、全日本高校選手権(春高バレー)の常連校。ここ2年は出場を果たしておらず、達川氏にチームの再建と若手指導者の育成などを託した。高知市内では元JT監督の一柳昇氏も高校の指導にあたっているほか、元日本代表女子監督の葛和伸元氏も高校で指導を続けており、経験豊富な指導者が集まることで女子バレー界の強化や普及につながるものと、関係者は期待している。

文●北野正樹(フリーライター)

【著者プロフィール】
きたの・まさき/1955年生まれ。2020年11月まで一般紙でプロ野球や高校野球、バレーボールなどを担当。南海が球団譲渡を決断する「譲渡3条件」や柳田将洋のサントリー復帰などを先行報道した。