ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子個人・第10戦(ヒルサイズ=HS97メートル)が3月20日、ロシアのニジニ・タギルで開催された。日本のエース高梨沙羅が92.5メートル、95.5メートルの合計224.1点で2位に入り、W杯女子最多となる107度目の表彰台に立った。

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 先日ドイツのオーベストドルフで行なわれた『世界選手権』では、ノーマルヒルとラージヒルの2種目に出場し、銀メダル(ラージヒル)と銅メダル(ノーマルヒル)を手にした高梨。今大会の予選を94.5メートルで2位通過すると、迎えた決勝の1本目は飛び上がるタイミングが合わず92.5メートルで110.8点の4位にとどまった。続く2本目はK点超えの95.5メートルで合計224.1点としたが、2本のジャンプを揃えたマリタ・クラマー(オーストリア)に8点及ばず、2位で終えたのだ。

 今季のW杯ランキングでは、高梨が80ポイント加算されてニカ・クリズナー(スロベニア)を抜き、これでついにトップに躍り出た(686pt)。クリズナーは今大会3位のため、高梨と15ポイント差の2位(671pt)に後退している。
  そのほか日本勢では、丸山希が6位、伊藤有希が8位、勢藤優花が19位に入った。岩渕香里はスーツの規定違反で失格となっている。

 今季は残すところあと3戦となったW杯。次戦は明日、21日に行なわれる。高梨の4年ぶり5度目となる総合優勝(年間王者)に期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部